- ひとことで古い PowerPoint で、細工されたファイルを開くとプログラムを実行される弱点
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやること古い PowerPoint を新しい版に置き換える
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2009-0556 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Office |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2026-01-07 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2026-01-28 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-94(コードインジェクション) |
何が起きた
Microsoft Office の PowerPoint に、細工されたファイルを開くとメモリが壊れ、任意のコードを実行されてしまう弱点が見つかりました。ファイルの中の OutlineTextRefAtom という部分に正しくない番号が入っていると起きます。利用者がファイルを開く必要がありますが、メールの添付や Web サイトを通じてネットワーク経由で狙われます。NVD の説明では、2009年4月に実際に悪用されていました。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
PowerPoint 2000 SP3、2002 SP3、2003 SP3 と、Office 2004 for Mac の PowerPoint を使っている人が対象です。Microsoft のライフサイクルの情報では、Office XP は 2011年7月13日、Office 2004 for Mac は 2012年1月11日、Office 2003 は 2014年4月9日に延長サポートが終わっています。
何をすればいい
Microsoft は MS09-017 でこの問題を修正しましたが、対象の古い PowerPoint は使い続けず、サポートが続いている新しいバージョンに置き換えてください。知らない相手からのファイルや、思いがけず届いた Office のファイルは開かないでください。公式の案内(Microsoft のセキュリティ情報 MS09-017)を確認してください。
やることチェックリスト
- 古い PowerPoint を新しい版に置き換える
- MS09-017の更新が入っているか確認する
- 怪しい Office ファイルは開かないようにする
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Office PowerPoint Code Injection Vulnerability
概要
Microsoft Office PowerPoint contains a code injection vulnerability that allows remote attackers to execute arbitrary code via a PowerPoint file with an OutlineTextRefAtom containing an invalid index value that triggers memory corruption.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る