• ひとことでphpMyAdmin の設定用スクリプトから、任意の PHP コードを埋め込まれる弱点です。
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやること2.11.x は 2.11.9.5 以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2009-1151
製品phpMyAdmin phpMyAdmin
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-03-25
米国政府機関の対応期限2022-04-15
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-94(コードインジェクション)

何が起きた

データベースを Web 画面で管理するツール phpMyAdmin の設定用スクリプト(setup.php)に、細工した POST リクエストで、作られる設定ファイルに任意の PHP コード(攻撃者が好きに選べるプログラム)を入れられてしまう弱点がありました。ネットワーク経由で、ログインなしの攻撃者が悪用できるおそれがあります。CISA の KEV に悪用が確認された脆弱性として載っています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が setup.php に細工した POST リクエストを送る → 2. 設定ファイルに PHP コードが書き込まれる → 3. 書き込まれたコードがサーバーで動く1攻撃者が setup.php に細工した POST リクエストを送る2設定ファイルに PHP コードが書き込まれる3書き込まれたコードがサーバーで動く攻撃の流れ: 1. 攻撃者が setup.php に細工した POST リクエストを送る → 2. 設定ファイルに PHP コードが書き込まれる → 3. 書き込まれたコードがサーバーで動く1攻撃者が setup.php に細工した POST リクエストを送る2設定ファイルに PHP コードが書き込まれる3書き込まれたコードがサーバーで動く攻撃の流れ: 1. 攻撃者が setup.php に細工した POST リクエストを送る → 2. 設定ファイルに PHP コードが書き込まれる → 3. 書き込まれたコードがサーバーで動く1攻撃者が setup.php に細工した POST リクエストを送る2設定ファイルに PHP コードが書き込まれる3書き込まれたコードがサーバーで動く

誰が影響を受ける

phpMyAdmin の 2.11.x では 2.11.9.5 より前、3.x では 3.1.3.1 より前のバージョンが影響を受けます。phpMyAdmin の開発者によると、実際に悪用するには、Web サーバーが書き込める設定用のフォルダを管理者が作っている必要があります。

何をすればいい

phpMyAdmin を 2.11.9.5 以降、または 3.1.3.1 以降に更新しているか確認してください。開発者は、更新のほかに、公開している修正(パッチ)を当てる方法も示しています。詳しくは公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • 2.11.x は 2.11.9.5 以降に更新する
  • 3.x は 3.1.3.1 以降に更新する
  • 更新できなければ開発者のパッチを当てる

用語メモ

PHP 用語集で見る
Web サイトを動かすのによく使われるプログラミング言語です。
POST リクエスト 用語集で見る
Web ブラウザなどがサーバーへデータを送るときの送り方の一つです。
パッチ 用語集で見る
ソフトの不具合を直すための修正プログラムのことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

phpMyAdmin Remote Code Execution Vulnerability

概要

Setup script used to generate configuration can be fooled using a crafted POST request to include arbitrary PHP code in generated configuration file.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る