• ひとことでMicrosoft XML Core Services で、サイトを見るとコードを実行される弱点です。
  • 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることWindows に更新 MS12-043 を適用する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2012-1889
製品Microsoft XML Core Services
深刻度(CVSS)8.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-06-08
米国政府機関の対応期限2022-06-22
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-119(メモリバッファの範囲の制限の不備)

何が起きた

Windows で XML という形式のデータを扱う部品 Microsoft XML Core Services に、準備されていないメモリーを使ってしまう弱点(初期化されていないメモリーの使用)が見つかりました。細工されたウェブサイトを Internet Explorer で見ると、攻撃者が任意の(攻撃者が好きに選べる)コードを実行したり、プログラムを止めたりできるおそれがあります。ネットワーク経由で離れた場所からログイン不要で狙えますが、利用者がサイトを見る操作が必要です。この弱点は、実際の攻撃での悪用が確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したウェブサイトを用意する → 2. 利用者が Internet Explorer で見る → 3. 準備されていないメモリーが使われる → 4. 攻撃者のコードが実行される1攻撃者が細工したウェブサイトを用意する2利用者が Internet Explorer で見る3準備されていないメモリーが使われる4攻撃者のコードが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したウェブサイトを用意する → 2. 利用者が Internet Explorer で見る → 3. 準備されていないメモリーが使われる → 4. 攻撃者のコードが実行される1攻撃者が細工したウェブサイトを用意する2利用者が Internet Explorer で見る3準備されていないメモリーが使われる4攻撃者のコードが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したウェブサイトを用意する → 2. 利用者が Internet Explorer で見る → 3. 準備されていないメモリーが使われる → 4. 攻撃者のコードが実行される1攻撃者が細工したウェブサイトを用意する2利用者が Internet Explorer で見る3準備されていないメモリーが使われる4攻撃者のコードが実行される

誰が影響を受ける

Microsoft XML Core Services 3.0、4.0、5.0、6.0 を使っている人が対象です。MS12-043 によると、3.0、4.0、6.0 は Windows XP、Windows Vista、Windows 7 などの Windows で、5.0 は Microsoft Office 2003 や Office 2007 などと一緒に入ったものが対象です。

何をすればいい

Microsoft のセキュリティ情報 MS12-043 の更新プログラムが適用されているか確認してください。Microsoft によると、自動更新を有効にしている場合は自動で入り、有効にしていない場合は手動で確認して入れる必要があります。XML Core Services 5.0 には、攻撃の入り口をふさぐ Fix it も用意されていました。あわせて、メーカーの公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • Windows に更新 MS12-043 を適用する
  • 自動更新が有効になっているか確かめる
  • 知らない相手から届いたリンクを開かない

用語メモ

XML 用語集で見る
データを決まった書式で記録・やり取りするための形式の一つです。
初期化されていないメモリー
使う前に中身を決まった値にそろえていないメモリーのことで、思わぬ値が残っていることがあります。
Fix it
Microsoft が提供していた、設定の変更などを自動で行う小さな修正ツールです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Microsoft XML Core Services Memory Corruption Vulnerability

概要

Microsoft XML Core Services contains a memory corruption vulnerability which could allow for remote code execution.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る