- ひとことでD-Link と TRENDnet の機器の ping 機能で、外から命令を実行される弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやること対象機器をネットワークから切り離す
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2015-1187 |
|---|---|
| 製品 | D-Link and TRENDnet Multiple Devices |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-03-25 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-04-15 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-287(認証の不備) |
何が起きた
D-Link と TRENDnet の複数の機器にある ping ツール(通信がつながるか確かめる機能)に弱点が見つかりました。ping.ccp に送る ping_addr という値を悪用すると、遠くの攻撃者が任意の(攻撃者が好きに選べる)プログラムを動かせてしまいます。NVD の評価では、ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が、利用者の操作なしに悪用できるとされています。D-Link の案内では、リモート管理は初期設定で無効で、有効にした場合に外からの攻撃を受けるおそれがあると説明されています。実際に悪用が確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
D-Link の案内では、DIR-626L、DIR-636L、DIR-808L(Ax)、DIR-810L、DIR-820L、DIR-826L、DIR-830L、DIR-836L が対象機種として挙げられています。TRENDnet の対象機種と影響を受けるバージョンは、このデータからは不明です。CISA は、影響を受ける製品はサポートが終わっているとしています。
何をすればいい
CISA は、影響を受ける製品はサポートが終わっているので、まだ使っている場合はネットワークから切り離すよう案内しています。D-Link は、修正済みのファームウェアにすぐ更新することと、リモート管理を無効にするか、無効になっていることを確かめることを勧めています。あわせて、メーカーの公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- 対象機器をネットワークから切り離す
- ルーターのリモート管理を無効にする
- D-Link の修正済みファームウェアに更新する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
D-Link and TRENDnet Multiple Devices Remote Code Execution Vulnerability
概要
The ping tool in multiple D-Link and TRENDnet devices allow remote attackers to perform remote code execution.
推奨対応
The impacted product is end-of-life and should be disconnected if still in use.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る