- ひとことでMicrosoft Office で、細工した RTF ファイルを開くと乗っ取られる弱点です。
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることMS15-033 の更新プログラムを適用する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2015-1641 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Office |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2021-11-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-05-03 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-399 |
何が起きた
Microsoft Office に、RTF 形式の文書をメモリ上で正しく扱えず、メモリが壊れる弱点が見つかり、実際の悪用が確認されています。Microsoft も、この弱点を狙った限定的な攻撃を把握していると説明しています。NVD の評価では、攻撃者は対象のパソコン上で攻撃する必要があり、利用者が細工したファイルを開く操作が必要です。悪用されると、ファイルを開いた利用者の権限で任意のコードを実行されるおそれがあります。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
NVD の説明によると、Microsoft Word 2007 SP3、Office 2010 SP2、Word 2010 SP2、Word 2013 SP1、Word 2013 RT SP1、Word for Mac 2011、Office Compatibility Pack SP3、SharePoint Server 2010 SP2 と 2013 SP1 の Word Automation Services、Office Web Apps Server 2010 SP2 と 2013 SP1 が対象です。これらを使っている人や組織が影響を受けます。
何をすればいい
Microsoft は、2015年4月のセキュリティ情報 MS15-033(3048019)で修正の更新プログラムを出しています。Microsoft によると、緩和策や回避策は見つかっていないため、更新プログラムを適用することが対策です。公式の案内を確認し、対象の Office や Word に更新が入っているか確かめてください。知らない相手から届いた文書は開かないようにしてください。
やることチェックリスト
- MS15-033 の更新プログラムを適用する
- Office と Word に更新が入ったか確かめる
- 知らない相手からの文書ファイルを開かない
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Office Memory Corruption Vulnerability
概要
Microsoft Office contains a memory corruption vulnerability due to failure to properly handle rich text format files in memory. Successful exploitation allows for remote code execution in the context of the current user.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る