• ひとことでD-LinkのルーターDIR-645で、ネットワーク越しに任意の命令を実行される弱点です。
  • 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることDIR-645を使っていないか機器を調べる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2015-2051
製品D-Link DIR-645 Router
深刻度(CVSS)8.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-02-10
米国政府機関の対応期限2022-08-10
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-77(コマンドインジェクション)

何が起きた

D-Link のルーター DIR-645 の HNAP という管理用の仕組みに、GetDeviceSettings という操作を使って、攻撃者が任意の命令を実行できる弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。NVD の評価では、同じネットワーク内から、ログインしていない攻撃者が悪用できる条件です。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がHNAPに要求を送る → 2. GetDeviceSettingsに命令を紛れ込ませる → 3. ルーターで任意の命令が実行される1攻撃者がHNAPに要求を送る2GetDeviceSettingsに命令を紛れ込ませる3ルーターで任意の命令が実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がHNAPに要求を送る → 2. GetDeviceSettingsに命令を紛れ込ませる → 3. ルーターで任意の命令が実行される1攻撃者がHNAPに要求を送る2GetDeviceSettingsに命令を紛れ込ませる3ルーターで任意の命令が実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がHNAPに要求を送る → 2. GetDeviceSettingsに命令を紛れ込ませる → 3. ルーターで任意の命令が実行される1攻撃者がHNAPに要求を送る2GetDeviceSettingsに命令を紛れ込ませる3ルーターで任意の命令が実行される

誰が影響を受ける

NVD の説明によると、D-Link DIR-645 の Rev. Ax で、ファームウェア 1.04b12 以前を使っている人・組織が影響を受けます。D-Link によると、DIR-645 は 2018年12月31日でサポートが終わっています。

何をすればいい

CISA は、この製品はサポートが終わっているため、まだ使っている場合は使うのをやめる(切り離す)よう求めています。D-Link は以前、修正版のファームウェア 1.05b01 を出しましたが、今はサポートが終わり、ファームウェアの開発も終わっています。D-Link も、使うのをやめて、サポートの続いている機器に置き換えるよう勧めています。

やることチェックリスト

  • DIR-645を使っていないか機器を調べる
  • DIR-645を使うのをやめる
  • サポート中のルーターに置き換える

用語メモ

HNAP
ルーターなどの機器を、ネットワーク越しに設定・管理するための仕組みです。
ファームウェア 用語集で見る
機器の中に入っていて、機器を動かしている基本のソフトです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

D-Link DIR-645 Router Remote Code Execution Vulnerability

概要

D-Link DIR-645 Wired/Wireless Router allows remote attackers to execute arbitrary commands via a GetDeviceSettings action to the HNAP interface.

推奨対応

The impacted product is end-of-life and should be disconnected if still in use.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る