- ひとことでAdobe Flash Player で、メモリーが壊されて命令を実行されるおそれがある弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやることFlash Player をすぐにアンインストールする
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2015-3043 |
|---|---|
| 製品 | Adobe Flash Player |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-03-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-03-24 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-787(範囲外への書き込み) |
何が起きた
Adobe Flash Player に、メモリー破壊(プログラムが使うメモリーの中身をおかしくされてしまう弱点)が見つかりました。悪用されると、攻撃者が任意の(攻撃者が好きに選べる)プログラムを動かしたり、Flash Player を止めたりできるおそれがあります。弱点の細かい中身は公表されていません。NVD の評価では、ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が、利用者の操作なしに悪用できるとされています。Adobe もセキュリティ情報 APSB15-06 で、この弱点を悪用する攻撃があるという報告を把握していると説明しています。NVD の説明では 2015年4月に実際に悪用されたとされ、CISA の KEV にも載っています。
誰が影響を受ける
NVD によると、Windows と OS X の Flash Player 13.0.0.281 より前と、14.x から 17.x の 17.0.0.169 より前、Linux の Flash Player 11.2.202.457 より前が対象です。Adobe は 2020年12月31日 で Flash Player のサポートを終えています。
何をすればいい
Flash Player はサポートが終わった製品で、新しい修正は出ません。Adobe は、すべての利用者に Flash Player をすぐにアンインストールするよう強く勧めています。CISA も、使い続けている場合は切り離すよう求めています。公式の案内を確認し、パソコンに Flash Player が残っていれば削除してください。
やることチェックリスト
- Flash Player をすぐにアンインストールする
- Flash Player を使い続けている機器を切り離す
- パソコンに Flash Player が残っていないか調べる
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(adobe.com)
- 公式の対策の出典(web.archive.org)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Adobe Flash Player Memory Corruption Vulnerability
概要
A memory corruption vulnerability exists in Adobe Flash Player that allows an attacker to perform remote code execution.
推奨対応
The impacted product is end-of-life and should be disconnected if still in use.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る