- ひとことでProFTPDで、ログインせずにサーバー上の任意のファイルを読み書きされる弱点です。
- 深刻度10.0 緊急CVSS v3.1
- まずやることProFTPDを1.3.5a以降か修正済みパッケージにする
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2015-3306 |
|---|---|
| 製品 | ProFTPD ProFTPD |
| 深刻度(CVSS) | 10.0 緊急CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2026-10-08 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2026-10-11 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-284(アクセス制御の不備) |
何が起きた
FTP サーバーのソフト ProFTPD の mod_copy という部品に、ファイルの読み書きの制限が正しく働かない弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。「site cpfr」と「site cpto」というコマンドを使われると、サーバー上の任意のファイルを読み書きされるおそれがあります。ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が悪用できる条件です。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
ProFTPD の 1.3.5 を、mod_copy を使える状態で動かしている人や組織が影響を受けます。
何をすればいい
ProFTPD 1.3.5a 以降に更新してください。OS に付いている ProFTPD は、提供元の修正済みパッケージに更新しましょう。mod_copy を使っていない場合は、読み込まないようにすると安全です。また CISA は、この脆弱性について侵害の痕跡がないか調べるよう求めています。
やることチェックリスト
- ProFTPDを1.3.5a以降か修正済みパッケージにする
- 使っていなければmod_copyを読み込まない
- 侵害の痕跡がないか調べる
用語メモ
- FTP
- ネットワークを通じてファイルを送ったり受け取ったりするための、昔からある通信の方法です。
- mod_copy
- ProFTPD に、サーバーの中でファイルをコピーする機能を足す部品のことです。
- 任意のファイル
- 攻撃者が自由に選べるファイルのことです。
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(lists.opensuse.org)
- 公式の対策の出典(raw.githubusercontent.com)
- 公式の対策の出典(lists.debian.org)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
ProFTPD Improper Access Control Vulnerability
概要
ProFTPD contains an improper access control vulnerability that could allow remote attackers to read and write to arbitrary files via the site cpfr and site cpto commands.
推奨対応
Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る