- ひとことでWindows の Win32k に、一般の利用者が強い権限を得られる弱点がありました。
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることMS16-039 の更新プログラムを適用する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2016-0167 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Win32k |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2021-11-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-05-03 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-264 |
何が起きた
Windows の中心部分で動く Win32k(カーネルモードのドライバー)に、権限昇格の弱点が見つかり、実際の悪用が確認されています。CISA によると、ランサムウェアでの悪用も確認されています。NVD の評価では、攻撃者は対象のパソコン上で攻撃する必要があり、利用者の操作も必要とされています。Microsoft の説明では、攻撃者はまずシステムにログオンし、細工したプログラムを実行することで、カーネルモードで任意のコードを動かせるおそれがあります。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
NVD の説明によると、Windows Vista SP2、Windows Server 2008 SP2 と R2 SP1、Windows 7 SP1、Windows 8.1、Windows Server 2012 と R2、Windows RT 8.1、Windows 10(最初の版と 1511)が対象です。これらの Windows を使っている人や組織が影響を受けます。
何をすればいい
Microsoft は、2016年4月のセキュリティ情報 MS16-039(3148522)で修正の更新プログラムを出しています。Microsoft によると、緩和策や回避策は見つかっていないため、更新プログラムを適用することが対策です。公式の案内を確認し、対象の Windows に更新が入っているか確かめてください。
やることチェックリスト
- MS16-039 の更新プログラムを適用する
- 対象の Windows に更新が入ったか確かめる
- 使っている Windows の版が対象か確かめる
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Win32k Privilege Escalation Vulnerability
概要
Microsoft Win32k contains an unspecified vulnerability that allows for privilege escalation via a crafted application
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る