• ひとことでD-Link のネットワークカメラ DCS-930L で、OS のコマンドを実行される弱点です。
  • 深刻度7.2 重要CVSS v3.1
  • まずやることDCS-930L を使っているか確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2016-11021
製品D-Link DCS-930L Devices
深刻度(CVSS)7.2 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-03-25
米国政府機関の対応期限2022-04-15
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-78(OSコマンドインジェクション)

何が起きた

D-Link のネットワークカメラ DCS-930L で、setSystemCommand という機能の SystemCommand パラメータに入れた値が、そのまま OS のコマンドとして実行されてしまう弱点(OS コマンドインジェクション)が見つかりました。NVD の評価では、ネットワーク経由で、管理者などの高い権限を持つ攻撃者が悪用できるとされています。実際の悪用が確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がカメラの機能に接続する → 2. SystemCommand に命令を入れて送る → 3. カメラが OS のコマンドとして実行する1攻撃者がカメラの機能に接続する2SystemCommand に命令を入れて送る3カメラが OS のコマンドとして実行する攻撃の流れ: 1. 攻撃者がカメラの機能に接続する → 2. SystemCommand に命令を入れて送る → 3. カメラが OS のコマンドとして実行する1攻撃者がカメラの機能に接続する2SystemCommand に命令を入れて送る3カメラが OS のコマンドとして実行する攻撃の流れ: 1. 攻撃者がカメラの機能に接続する → 2. SystemCommand に命令を入れて送る → 3. カメラが OS のコマンドとして実行する1攻撃者がカメラの機能に接続する2SystemCommand に命令を入れて送る3カメラが OS のコマンドとして実行する

誰が影響を受ける

D-Link DCS-930L を使っている人が対象です。NVD の説明では、2.12 より前のファームウェアが影響を受けます。D-Link と CISA は、この製品はサポートが終了した製品(エンドオブライフ)だとしています。

何をすればいい

CISA は、この製品はサポートが終了しているため、まだ使っている場合は使うのをやめる(切り離す)よう求めています。D-Link も、DCS-930L はすべてのファームウェアでサポートが終わっていて修正版は出ないとし、使うのをやめるよう強く勧めています。サポートが続いている別の機器に置き換えてください。

やることチェックリスト

  • DCS-930L を使っているか確かめる
  • DCS-930L を使うのをやめる
  • サポート中の別のカメラに置き換える

用語メモ

OS コマンドインジェクション 用語集で見る
入力欄などに命令文を紛れ込ませ、機器の基本ソフト(OS)に本来ない命令を実行させる攻撃です。
ファームウェア 用語集で見る
カメラなどの機器の中に組み込まれ、機器を動かしている基本のソフトウェアです。
エンドオブライフ
メーカーが製品のサポートや修正の提供を終えた状態のことです。

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公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

D-Link DCS-930L Devices OS Command Injection Vulnerability

概要

setSystemCommand on D-Link DCS-930L devices allows a remote attacker to execute code via an OS command.

推奨対応

The impacted product is end-of-life and should be disconnected if still in use.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る