- ひとことでTrihedral の監視制御ソフト VTScada で、ソフトを止められる弱点です。
- 深刻度7.5 重要CVSS v3.1
- まずやることVTScada を 11.2.02 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2016-4523 |
|---|---|
| 製品 | Trihedral VTScada (formerly VTS) |
| 深刻度(CVSS) | 7.5 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-04-15 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-05-06 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-119(メモリバッファの範囲の制限の不備) |
何が起きた
工場や設備を監視・制御するソフト Trihedral VTScada の WAP インターフェースに、範囲外のメモリを読んでしまう弱点が見つかりました。悪用されると、ソフトが異常終了してサービスが止まる(サービス妨害)おそれがあります。ログイン不要で、離れた場所から利用者の操作なしに悪用できます。CISA の KEV に悪用が確認された脆弱性として載っています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
NVD によると、VTScada(以前の名前は VTS)の 8.x から 11.x のうち、11.2.02 より前のバージョンを使っている組織が影響を受けます(CISA の勧告では「8 より後で 11.2.02 より前」)。CISA の勧告によると、影響は WAP インターフェース(ふつうは 9201 番ポート)だけです。
何をすればいい
VTScada を 11.2.02 以降に更新してください。CISA の勧告では、更新の前に本番と同じ構成の試験環境で確かめること、制御システムをインターネットから見えないようにすること、制御用ネットワークをファイアウォールで守り業務用ネットワークから分けること、遠隔から使うときは VPN を使い最新に保つことが案内されています。あわせて Trihedral の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- VTScada を 11.2.02 以降に更新する
- 制御システムをインターネットから見えなくする
- 制御用ネットワークを業務用から分ける
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Trihedral VTScada (formerly VTS) Denial-of-Service Vulnerability
概要
The WAP interface in Trihedral VTScada (formerly VTS) allows remote attackers to cause a denial-of-service (DoS).
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る