- ひとことでSiemens の産業用通信装置で、設定を書き換えられて止められるおそれがある弱点です。
- 深刻度7.5 重要CVSS v3.1
- まずやることCP 1543-1 を V2.0.28 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2016-8562 |
|---|---|
| 製品 | Siemens SIMATIC CP |
| 深刻度(CVSS) | 7.5 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-03-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-03-24 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-20(入力の確認の不備) |
何が起きた
Siemens の SIMATIC CP 1543-1(工場の制御装置をネットワークにつなぐ通信装置)に、入力の確かめが足りない弱点が見つかりました。特別な条件のもとで、本来は読み取り専用の SNMP の値を、ポート 161/udp を通して書き換えられることがあり、装置が使いにくくなったり、サービス拒否(装置が止まって使えなくなること)を起こされたりするおそれがあります。NVD の評価では、ネットワーク経由で、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が、利用者の操作なしに悪用できます。Siemens の案内では、許可された利用者が起こしうる問題と説明されています。実際に悪用が確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
SIMATIC CP 1543-1 と SIPLUS NET CP 1543-1 の、V2.0.28 より前のすべてのバージョンを使っている工場や組織が対象です。
何をすればいい
Siemens は、V2.0.28 以降に更新するよう勧めています。あわせて、機器へのネットワークの接続を適切な仕組みで守るよう強く勧めています。メーカーの公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- CP 1543-1 を V2.0.28 以降に更新する
- SIPLUS NET CP 1543-1 も V2.0.28 以降に更新する
- 機器へのネットワークの接続を適切な仕組みで守る
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(cert-portal.siemens.com)
- 公式の対策の出典(cisa.gov)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Siemens SIMATIC CP 1543-1 Improper Privilege Management Vulnerability
概要
An improper privilege management vulnerability exists within the Siemens SIMATIC Communication Processor (CP) that allows a privileged attacker to remotely cause a denial of service.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る