- ひとことでWindows の SMBv1 サーバーから、メモリの中身を読み取られる弱点
- 深刻度7.5 重要CVSS v3.1
- まずやることMS17-010 の更新プログラムを適用する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2017-0147 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft SMBv1 server |
| 深刻度(CVSS) | 7.5 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N |
| KEVへの追加日 | 2022-05-24 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-06-14 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-200(権限のない人への機密情報の露出) |
何が起きた
Microsoft Windows の SMBv1 サーバー(ファイル共有のしくみの古い版)に、細工したパケットを送られると、処理中のメモリから秘密の情報を読み取られてしまう弱点が見つかりました。攻撃者はネットワーク経由で、ログインなしに、利用者の操作も必要とせずに悪用できます。CISA が実際の悪用を確認しており、ランサムウェアの攻撃で使われたことも知られています。Microsoft はこの弱点をセキュリティ情報 MS17-010 で修正しました。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Windows Vista SP2、Windows 7 SP1、Windows 8.1、Windows RT 8.1、Windows 10(初期版、1511、1607)、Windows Server 2008 SP2 と R2 SP1、Windows Server 2012(初期版と R2)、Windows Server 2016 の SMBv1 サーバーが対象です。このうち Windows Vista、Windows 7、Windows 8.1、Windows Server 2008、Windows Server 2012 は、Microsoft のサポートがすでに終わっています。
何をすればいい
MS17-010 の更新プログラムが当たっているか確認してください。たとえば Windows 7 SP1 では KB4012212 または KB4012215、Windows 10 1607 と Windows Server 2016 では KB4013429 が対象の更新です。Microsoft は回避策として SMBv1 を無効にする方法を案内しています。サポートが終わった Windows は使い続けず、サポート中の版へ移行し、公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- MS17-010 の更新プログラムを適用する
- 回避策として SMBv1 を無効にする
- サポート終了の Windows を新しい版へ移行する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Windows SMBv1 Information Disclosure Vulnerability
概要
The SMBv1 server in Microsoft Windows allows remote attackers to obtain sensitive information from process memory via a crafted packet.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る