• ひとことでMicrosoft Office で、細工した画像入りの文書を開くと乗っ取られる弱点
  • 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることOffice 2016 に KB3114375 を入れる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2017-0262
製品Microsoft Office
深刻度(CVSS)7.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-02-10
米国政府機関の対応期限2022-08-10
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)不明

何が起きた

Microsoft Office に、メモリ上のデータを正しく扱えない弱点が見つかりました。Microsoft によると、細工した EPS という画像ファイルが入った文書を利用者が開くと、攻撃者に任意のコードを実行され、システムを乗っ取られるおそれがあります。こうした文書はメールの添付ファイルとして送られることもあります。CISA は悪用が確認された脆弱性の一覧に載せています。NVD の評価では、攻撃者に特別な権限は要りませんが、利用者がファイルを開く操作が必要です。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した EPS 入りの文書を作る → 2. メールの添付ファイルなどで送る → 3. 利用者が Office で文書を開く → 4. 攻撃者のコードが実行される1攻撃者が細工した EPS 入りの文書を作る2メールの添付ファイルなどで送る3利用者が Office で文書を開く4攻撃者のコードが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した EPS 入りの文書を作る → 2. メールの添付ファイルなどで送る → 3. 利用者が Office で文書を開く → 4. 攻撃者のコードが実行される1攻撃者が細工した EPS 入りの文書を作る2メールの添付ファイルなどで送る3利用者が Office で文書を開く4攻撃者のコードが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した EPS 入りの文書を作る → 2. メールの添付ファイルなどで送る → 3. 利用者が Office で文書を開く → 4. 攻撃者のコードが実行される1攻撃者が細工した EPS 入りの文書を作る2メールの添付ファイルなどで送る3利用者が Office で文書を開く4攻撃者のコードが実行される

誰が影響を受ける

Office 2010 SP2、Office 2013 SP1、Office 2016 を使っている人・組織が対象です。

何をすればいい

Microsoft の公式の案内を確認し、更新プログラム(Office 2016 は KB3114375、Office 2013 SP1 は KB3172458、Office 2010 SP2 は KB3118310)が入っているか確認してください。知らない相手から届いた Office の文書や添付ファイルは開かないようにしてください。

やることチェックリスト

  • Office 2016 に KB3114375 を入れる
  • Office 2013 に KB3172458、2010 に KB3118310 を入れる
  • 知らない相手からの添付ファイルを開かないようにする

用語メモ

EPS
印刷やデザインで使われる画像のファイル形式の一つです。
添付ファイル
メールに付けて送られるファイルのことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Microsoft Office Remote Code Execution Vulnerability

概要

A remote code execution vulnerability exists in Microsoft Office.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る