- ひとことでWindows の Win32k に、一般の利用者が最も強い権限を得られる弱点
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることWindows Update で修正の更新プログラムを入れる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2017-0263 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Win32k |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-02-10 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-08-10 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-416(解放済みメモリの使用) |
何が起きた
Windows のカーネルモードのドライバー(Win32k)が、メモリ上のデータを正しく扱えない弱点が見つかりました。Microsoft によると、攻撃者はまずシステムにログオンし、細工したアプリを動かすことで、カーネルモードで任意のコードを実行できるおそれがあります。CISA は悪用が確認された脆弱性の一覧に載せています。NVD の評価では、攻撃者はその機器上で一般利用者程度の権限を持っている必要があります。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
NVD の説明では、Windows 7 SP1、Windows 8.1、Windows RT 8.1、Windows 10(Gold、1511、1607、1703)、Windows Server 2008 SP2 と R2 SP1、Windows Server 2012 と R2、Windows Server 2016 が対象です。なお、Windows 7 と Windows 8.1 はすでにサポートが終わっています。
何をすればいい
Microsoft の公式の案内を確認し、Windows Update で修正の更新プログラムが入っているか確認してください。サポートが終わった Windows 7 や Windows 8.1 は使い続けず、サポート中の Windows に置き換えてください。
やることチェックリスト
- Windows Update で修正の更新プログラムを入れる
- Windows 7 や 8.1 をサポート中の版に置き換える
- 更新が全ての Windows に入ったか確かめる
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Win32k Privilege Escalation Vulnerability
概要
Microsoft Win32k contains a privilege escalation vulnerability due to the Windows kernel-mode driver failing to properly handle objects in memory.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る