- ひとことでTelerik UI for ASP.NET AJAX で、任意のファイルを置かれる弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやること使っている Telerik.Web.UI の版を確かめる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2017-11317 |
|---|---|
| 製品 | Telerik User Interface (UI) for ASP.NET AJAX |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-04-11 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-05-02 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-326(不十分な暗号の強さ) |
何が起きた
Progress Telerik UI for ASP.NET AJAX の部品 RadAsyncUpload(ファイルを送る機能)で、データを守るための暗号化が弱いという弱点が見つかりました。悪用されると、任意の(攻撃者が好きに選べる)ファイルをアップロードされたり、任意のコードを実行されたりします。実際の攻撃での悪用が確認されています。NVD の評価では、ログインしていない攻撃者がネットワーク経由で悪用できるとされています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Telerik UI for ASP.NET AJAX を組み込んだ Web アプリを運用している組織が対象です。NVD では、R1 2017 より前と、R2 2017 SP2 より前の R2 が影響を受けるとされています。Telerik は、RadAsyncUpload を使っていないアプリでも対策が必要としています。
何をすればいい
Telerik は、別の弱点 CVE-2019-18935 も防ぐため、R1 2020(2020.1.114)以降への更新を強く勧めています。CVE-2017-11317 向けのパッチだけでは CVE-2019-18935 は防げないとされています。詳しくは Telerik の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- 使っている Telerik.Web.UI の版を確かめる
- R1 2020(2020.1.114)以降に更新する
- RadAsyncUpload を使っていないアプリも更新する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Telerik UI for ASP.NET AJAX Unrestricted File Upload Vulnerability
概要
Telerik.Web.UI in Progress Telerik UI for ASP.NET AJAX allows remote attackers to perform arbitrary file uploads or execute arbitrary code.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る