• ひとことで組み込み向けウェブサーバー GoAhead で、命令を実行される弱点です。
  • 深刻度8.1 重要CVSS v3.1
  • まずやることGoAhead を 3.6.5 以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2017-17562
製品Embedthis GoAhead
深刻度(CVSS)8.1 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2021-12-10
米国政府機関の対応期限2022-06-10
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-20(入力の確認の不備)

何が起きた

機器に組み込まれることの多いウェブサーバー Embedthis GoAhead に、CGI の機能を使っているとき、外部からサーバー上で命令を実行される弱点が見つかりました。NVD の説明によると、CGI のプログラムを動かす際に、信頼できないリクエストの値で環境変数を設定してしまうことが原因です。CISA によると、実際に悪用が確認されています。NVD の評価では、ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者でも悪用できます。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が CGI のページにリクエストを送る → 2. 細工した値が環境変数に入る → 3. CGI のプログラムが細工した部品を読み込む → 4. サーバー上で命令が実行される1攻撃者が CGI のページにリクエストを送る2細工した値が環境変数に入る3CGI のプログラムが細工した部品を読み込む4サーバー上で命令が実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が CGI のページにリクエストを送る → 2. 細工した値が環境変数に入る → 3. CGI のプログラムが細工した部品を読み込む → 4. サーバー上で命令が実行される1攻撃者が CGI のページにリクエストを送る2細工した値が環境変数に入る3CGI のプログラムが細工した部品を読み込む4サーバー上で命令が実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が CGI のページにリクエストを送る → 2. 細工した値が環境変数に入る → 3. CGI のプログラムが細工した部品を読み込む → 4. サーバー上で命令が実行される1攻撃者が CGI のページにリクエストを送る2細工した値が環境変数に入る3CGI のプログラムが細工した部品を読み込む4サーバー上で命令が実行される

誰が影響を受ける

NVD の説明によると、3.6.5 より前の Embedthis GoAhead で、CGI が有効になっていて、CGI のプログラムが動的リンクされている場合に影響を受けます。GoAhead はさまざまな機器に組み込まれているため、自分の機器に使われているかはメーカーの情報で確かめる必要があります。

何をすればいい

NVD の説明にもとづき、GoAhead を 3.6.5 以降に更新されているか確認してください。GoAhead を組み込んだ機器を使っている場合は、その機器のメーカーの公式の案内を確認し、更新を当ててください。

やることチェックリスト

  • GoAhead を 3.6.5 以降に更新する
  • GoAhead を組み込んだ機器を洗い出す
  • 機器メーカーが出した更新を当てる

用語メモ

CGI
ウェブサーバーが、リクエストに応じて別のプログラムを動かし、その結果を返す仕組みです。
動的リンク
プログラムが動き出すときに、必要な部品(ライブラリ)を外から読み込む方式です。
環境変数 用語集で見る
プログラムに渡される設定の値で、動き方に影響します。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Embedthis GoAhead Remote Code Execution Vulnerability

概要

Embedthis GoAhead before 3.6.5 allows remote code execution if CGI is enabled and a CGI program is dynamically linked.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る