- ひとことでCisco の VPN 用モジュール ISM-VPN に、機器を止められる弱点があります。
- 深刻度7.5 重要CVSS v3.1
- まずやることshow crypto engine brief で ISM-VPN を確認する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2018-0154 |
|---|---|
| 製品 | Cisco IOS Software |
| 深刻度(CVSS) | 7.5 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-03-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-03-17 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-399 |
何が起きた
Cisco IOS Software で動く Cisco Integrated Services Module for VPN(ISM-VPN)の暗号処理の部分に、VPN の通信の扱いが不十分な弱点が見つかりました。細工した VPN の通信を送られると、機器が固まったり落ちたりして、サービス妨害(DoS)の状態になるおそれがあります。ネットワーク経由で、ログイン不要の攻撃者が悪用できるとされています。この弱点は、実際の攻撃で悪用されたことが確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Cisco ISM-VPN を取り付け、弱点のある版の Cisco IOS Software を使っている Cisco の機器が対象です。Cisco IOS XE Software、Cisco IOS XR Software、Cisco NX-OS Software は影響を受けないと Cisco は説明しています。影響を受ける版は、Cisco の勧告にある確認ツールで調べる形です。
何をすればいい
Cisco は修正したソフトウェアを公開しており、回避策はないとしています。公式の案内を確認し、Cisco IOS Software Checker で使っている版が影響を受けるか確かめ、修正版に更新してください。ISM-VPN が取り付けられているかは、show crypto engine brief コマンドで確かめられます。
やることチェックリスト
- show crypto engine brief で ISM-VPN を確認する
- Cisco IOS Software Checker で版を調べる
- 影響を受ける版なら修正版に更新する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Cisco IOS Software Integrated Services Module for VPN Denial-of-Service Vulnerability
概要
A vulnerability in the crypto engine of the Cisco Integrated Services Module for VPN (ISM-VPN) running Cisco IOS Software could allow an unauthenticated, remote attacker to cause a denial-of-service (DoS) condition.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る