- ひとことでCisco IOS と IOS XE の Smart Install 機能に、機器を再起動させられる弱点があります。
- 深刻度7.5 重要CVSS v3.1
- まずやることshow vstack config で Smart Install の状態を確認する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2018-0156 |
|---|---|
| 製品 | Cisco IOS Software and Cisco IOS XE Software |
| 深刻度(CVSS) | 7.5 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-03-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-03-17 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-399 |
何が起きた
Cisco IOS Software と Cisco IOS XE Software の Smart Install(新しいスイッチの設定を自動で行う機能)に、受け取ったデータの確認が不十分な弱点が見つかりました。TCP の 4786 番ポートへ細工したパケットを送られると、機器が再起動してサービス妨害(DoS)の状態になるおそれがあります。ネットワーク経由で、ログイン不要の攻撃者が悪用できるとされています。この弱点は、実際の攻撃で悪用されたことが確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
弱点のある版の Cisco IOS Software または Cisco IOS XE Software を使い、Smart Install のクライアント機能が有効なスイッチが対象です。Smart Install の director(管理役)として設定された機器は影響を受けません。Cisco によると、CSCvd36820 の修正が入っていない版では、クライアント機能が最初から有効になっています。
何をすればいい
Cisco は修正したソフトウェアを公開しています。公式の案内を確認し、Cisco IOS Software Checker で使っている版が影響を受けるか確かめ、修正版に更新してください。Smart Install を使っていない場合は、no vstack コマンドで機能を止められると Cisco は案内しています。有効かどうかは show vstack config コマンドで確かめられます。
やることチェックリスト
- show vstack config で Smart Install の状態を確認する
- 使わないなら no vstack で機能を止める
- 影響を受ける版なら修正版に更新する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Cisco IOS Software and Cisco IOS XE Software Smart Install Denial-of-Service Vulnerability
概要
A vulnerability in the Smart Install feature of Cisco IOS Software and Cisco IOS XE Software could allow an unauthenticated, remote attacker to trigger a reload of an affected device, resulting in a denial-of-service (DoS) condition.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る