• ひとことでJenkins の土台の仕組みに、細工した URL で任意のコードを動かされる弱点
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやることweekly 版を 2.154 以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2018-1000861
製品Jenkins Jenkins Stapler Web Framework
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-02-10
米国政府機関の対応期限2022-08-10
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-502(信頼できないデータのデシリアライズ)

何が起きた

Jenkins が使うウェブの仕組み(Stapler)に、細工した URL にアクセスすると、本来は呼び出せないはずの Java の処理を呼び出せてしまう弱点が見つかりました。これにより、攻撃者がコードを実行できるおそれがあります。CISA は悪用が確認された脆弱性の一覧に載せています。NVD の評価では、離れた場所から、ログインなどの特別な権限なしで攻撃できます。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した URL を用意する → 2. Jenkins にその URL でアクセスする → 3. 本来呼べない Java の処理が呼ばれる → 4. 攻撃者のコードが実行される1攻撃者が細工した URL を用意する2Jenkins にその URL でアクセスする3本来呼べない Java の処理が呼ばれる4攻撃者のコードが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した URL を用意する → 2. Jenkins にその URL でアクセスする → 3. 本来呼べない Java の処理が呼ばれる → 4. 攻撃者のコードが実行される1攻撃者が細工した URL を用意する2Jenkins にその URL でアクセスする3本来呼べない Java の処理が呼ばれる4攻撃者のコードが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した URL を用意する → 2. Jenkins にその URL でアクセスする → 3. 本来呼べない Java の処理が呼ばれる → 4. 攻撃者のコードが実行される1攻撃者が細工した URL を用意する2Jenkins にその URL でアクセスする3本来呼べない Java の処理が呼ばれる4攻撃者のコードが実行される

誰が影響を受ける

Jenkins の weekly 版の 2.153 以前と、LTS 版の 2.138.3 以前を使っている人・組織が対象です。

何をすればいい

Jenkins の公式の案内を確認し、weekly 版は 2.154 以降に、LTS 版は 2.138.4 または 2.150.1 以降に更新されているか確認してください。

やることチェックリスト

  • weekly 版を 2.154 以降に更新する
  • LTS 版を 2.138.4 または 2.150.1 以降に更新する
  • Jenkins の版が 2.153 以前でないか確かめる

用語メモ

Jenkins
ソフトウェアの組み立てやテストを自動で行うためのツールです。サーバーで動かして使います。
Stapler
Jenkins がウェブからの要求を処理するために使っている仕組みです。
LTS 用語集で見る
長い期間サポートされる安定版のことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Jenkins Stapler Web Framework Deserialization of Untrusted Data Vulnerability

概要

A code execution vulnerability exists in the Stapler web framework used by Jenkins

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る