• ひとことでAdobe Flash Player で、解放済みメモリを使ってしまう弱点です。
  • 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることFlash Player が入っていないか調べる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2018-15982
製品Adobe Flash Player
深刻度(CVSS)7.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-02-15
米国政府機関の対応期限2022-08-15
ランサムウェアでの悪用悪用が確認されている
弱点の種類(CWE)CWE-416(解放済みメモリの使用)

何が起きた

Adobe Flash Player で、使い終わって解放したメモリをもう一度使ってしまう弱点(解放後使用)が見つかりました。NVD の説明によると、悪用されると任意のコード(攻撃者が好きに選べるプログラム)を実行される可能性があります。NVD の評価では、ログインは不要ですが、利用者がファイルを開くなどの操作が必要です。CISA によると、実際の悪用が確認されており、ランサムウェアでの悪用も確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したファイルを用意する → 2. 利用者がそのファイルを開く → 3. 解放済みのメモリが使われる → 4. 任意のコードが実行される1攻撃者が細工したファイルを用意する2利用者がそのファイルを開く3解放済みのメモリが使われる4任意のコードが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したファイルを用意する → 2. 利用者がそのファイルを開く → 3. 解放済みのメモリが使われる → 4. 任意のコードが実行される1攻撃者が細工したファイルを用意する2利用者がそのファイルを開く3解放済みのメモリが使われる4任意のコードが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したファイルを用意する → 2. 利用者がそのファイルを開く → 3. 解放済みのメモリが使われる → 4. 任意のコードが実行される1攻撃者が細工したファイルを用意する2利用者がそのファイルを開く3解放済みのメモリが使われる4任意のコードが実行される

誰が影響を受ける

Adobe Flash Player を使っている人・組織が対象です。NVD の説明では、31.0.0.153 以前と 31.0.0.108 以前が影響を受けます。Adobe によると、Flash Player のサポートは 2020年12月31日で終わっています。

何をすればいい

Adobe は、すべての利用者に Flash Player をすぐにアンインストールするよう強くすすめています。CISA も、サポートが終わった製品なので、まだ使っている場合は使うのをやめるよう案内しています。Flash Player が残っていないか確認してください。

やることチェックリスト

  • Flash Player が入っていないか調べる
  • Flash Player をアンインストールする
  • Flash Player を使うのをやめる

用語メモ

Adobe Flash Player
以前、Web ページで動画やゲームを動かすのに広く使われたソフトです。現在はサポートが終わっています。
解放後使用 用語集で見る
使い終わって手放したメモリの場所を、あとでまた使ってしまう不具合です。攻撃に悪用されることがあります。
ランサムウェア 用語集で見る
データを使えなくして、元に戻す代わりにお金を要求する悪質なプログラムです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Adobe Flash Player Use-After-Free Vulnerability

概要

Adobe Flash Player com.adobe.tvsdk.mediacore.metadata Use After Free Vulnerability

推奨対応

The impacted product is end-of-life and should be disconnected if still in use.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る