- ひとことでGIGABYTE のツールに付くドライバーで、システムを乗っ取られるおそれがある弱点です。
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることAORUS GRAPHICS ENGINE を 1.57 以降にする
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2018-19320 |
|---|---|
| 製品 | GIGABYTE Multiple Products |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-10-24 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-11-14 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | 不明 |
何が起きた
GIGABYTE のツールに含まれる GDrv という低レベルのドライバーが、OS のいちばん深い部分(ring0)でメモリの中身をコピーするような機能を、ほかのプログラムから呼び出せる形で持っているという弱点が見つかりました。ローカルの攻撃者がこれを使って、影響を受けるシステムを完全に支配できる可能性があります。NVD の評価では、対象の機器上(ローカル)から、一般利用者程度の権限で悪用できます。CISA の KEV に掲載されて実際の悪用が確認されており、ランサムウェアでの悪用も知られています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
NVD の説明によると、GIGABYTE APP Center v1.05.21 以前、AORUS GRAPHICS ENGINE の 1.57 より前、XTREME GAMING ENGINE の 1.26 より前、OC GURU II v2.08 を使っている人が対象です。主に GIGABYTE のパソコン部品向けのツールを入れている人です。
何をすればいい
NVD の説明によると、AORUS GRAPHICS ENGINE は 1.57 より前、XTREME GAMING ENGINE は 1.26 より前が影響を受けます。AORUS GRAPHICS ENGINE は 1.57 以降、XTREME GAMING ENGINE は 1.26 以降に更新されているか確認してください。GIGABYTE APP Center と OC GURU II の修正版は、このデータからは不明です。メーカー(GIGABYTE)の公式の案内を確認し、それに従って更新や対策をしてください。
やることチェックリスト
- AORUS GRAPHICS ENGINE を 1.57 以降にする
- XTREME GAMING ENGINE を 1.26 以降にする
- APP Center と OC GURU II の有無を確認する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
GIGABYTE Multiple Products Unspecified Vulnerability
概要
The GDrv low-level driver in GIGABYTE App Center, AORUS Graphics Engine, XTREME Gaming Engine, and OC GURU II exposes ring0 memcpy-like functionality that could allow a local attacker to take complete control of the affected system.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る