- ひとことでSAP CRM で、ファイルの場所の指定を悪用され、別の場所を扱われるおそれがある弱点です。
- 深刻度6.6 警告CVSS v3.1
- まずやること使っている SAP CRM の版を確かめる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2018-2380 |
|---|---|
| 製品 | SAP Customer Relationship Management (CRM) |
| 深刻度(CVSS) | 6.6 警告CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:C/C:L/I:L/A:L |
| KEVへの追加日 | 2021-11-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-05-03 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-22(パストラバーサル) |
何が起きた
顧客管理のシステム SAP Customer Relationship Management (CRM) に、利用者が渡したファイルの場所(パス)を十分に確かめない弱点(パストラバーサル)が見つかり、実際に悪用が確認されています。「一つ上のフォルダへ」を表す文字がそのままファイルの処理に渡されてしまいます。NVD の評価では、ネットワーク経由で攻撃できますが、管理者などの高い権限が必要です。CISA によると、ランサムウェアの攻撃での悪用も知られています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
CVE の記録と NVD の説明によると、SAP CRM の 7.01、7.02、7.30、7.31、7.33、7.54 が影響を受けます。これらを使っている組織が対象です。
何をすればいい
CISA は、メーカーの案内に従って更新を適用するよう求めています。CVE の記録では、SAP のセキュリティノート 2547431 が参照されています。このノートの中身はこの記事では確認できていないため、SAP の案内を確認して、修正を適用してください。公式の案内を確認し、古いバージョンが使われていないか確認してください。
やることチェックリスト
- 使っている SAP CRM の版を確かめる
- SAP のセキュリティノート 2547431 を確かめる
- SAP の修正を適用する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
SAP Customer Relationship Management (CRM) Path Traversal Vulnerability
概要
SAP Customer Relationship Management (CRM) contains a path traversal vulnerability that allows an attacker to exploit insufficient validation of path information provided by users.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る