- ひとことでWindows の Win32k に、一般利用者がより強い権限を得られる弱点があります。
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやること2019年3月の Windows の更新を適用する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2019-0797 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Win32k |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2021-11-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-05-03 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | 不明 |
何が起きた
Windows の部品である Win32k が、メモリ上のデータ(オブジェクト)を正しく扱えないため、権限昇格ができる弱点が見つかりました。CISA によると、悪用に成功するとカーネルモードでコードを実行される可能性があります。NVD の評価では、攻撃者は対象の機器上で一般利用者程度の権限を持っている必要があり、被害者の操作は不要です。この弱点は、実際の攻撃での悪用が確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Microsoft のセキュリティ更新プログラムの情報によると、Windows 8.1、Windows RT 8.1、Windows 10 の各バージョン、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2016、Windows Server 2019 などが対象です。なお、Windows 8.1 は 2023年1月にサポートが終わっています。
何をすればいい
2019年3月12日に公開された Microsoft のセキュリティ更新プログラムを適用してください。例えば Windows 10 Version 1809 と Windows Server 2019 では KB4489899 が対象です。自分の Windows の版に合う更新は、Microsoft の公式の案内で確認してください。サポートが終わった Windows 8.1 は使い続けず、新しい Windows への移行を検討してください。
やることチェックリスト
- 2019年3月の Windows の更新を適用する
- 自分の版に合う KB の更新が入っているか確認する
- Windows 8.1 の端末は新しい OS への移行を検討する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Win32k Privilege Escalation Vulnerability
概要
Microsoft Win32k contains a privilege escalation vulnerability when the Win32k component fails to properly handle objects in memory. Successful exploitation allows an attacker to execute code in kernel mode.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る