- ひとことでKentico Xperienceのステージング機能で、ログインなしに命令を実行される弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやること最新のホットフィックスを入れる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2019-10068 |
|---|---|
| 製品 | Kentico Xperience |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-03-25 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-04-15 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-502(信頼できないデータのデシリアライズ) |
何が起きた
Kentico Xperience のステージングサービス(別のサーバーへ内容を送って同期する機能)で、セキュリティ用のヘッダーを正しく確かめない弱点が見つかりました。細工したリクエストで最初の認証をすり抜け、攻撃者が用意したデータを .NET のオブジェクトとして復元(デシリアライズ)させることができ、サーバー上でプログラムを実行されるおそれがあります。ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が、利用者の操作なしに悪用できるとされています。実際の悪用が確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Kentico(Kentico Xperience)でWebサイトを運営している組織が対象です。影響を受けるのは、12.0.x の 12.0.15 より前、11.0.x の 11.0.48 より前、10.0.x の 10.0.52 より前、そして 9.x の各バージョンです。メーカーの情報でも、影響は 9.0 からとされています。
何をすればいい
12.0.x は 12.0.15 以降、11.0.x は 11.0.48 以降、10.0.x は 10.0.52 以降のホットフィックスが入っているか確認してください。メーカーは最新のホットフィックスを入れること、古いバージョンなら最新版への移行を強くすすめています。すぐ更新できない場合の回避策として、メーカーは設定の Staging で「Staging service authentication」を X.509 にする方法を示しています。あわせて、公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- 最新のホットフィックスを入れる
- 12.0.xは12.0.15以降にそろえる
- 認証方式をX.509に切り替える
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Kentico Xperience Deserialization of Untrusted Data Vulnerability
概要
Kentico contains a failure to validate security headers. This deserialization can led to unauthenticated remote code execution.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る