- ひとことでWebKitGTK で、細工した Web の中身を処理するとメモリーが壊れる弱点
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることWebKitGTK を2.26.0以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2019-8720 |
|---|---|
| 製品 | WebKitGTK WebKitGTK |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-05-23 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-06-13 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-119(メモリバッファの範囲の制限の不備) |
何が起きた
Web ページを表示する部品の WebKitGTK に、メモリーの扱いの問題(メモリー破壊)が見つかりました。悪意をもって細工された Web の中身を処理すると、攻撃者が選んだ任意のコードを実行されるおそれがあります。ログイン不要で、ネットワーク経由で離れた場所から悪用できますが、利用者が細工されたページを開くなどの操作が必要です。実際に悪用が確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
WebKitGTK の勧告 WSA-2019-0005 によると、WebKitGTK 2.26.0 より前と、WPE WebKit 2.26.0 より前が影響を受けます。これらを使ったアプリや Linux の環境を使っている人や組織が対象です。
何をすればいい
WebKitGTK と WPE WebKit を 2.26.0 以降に更新してください。WebKitGTK のプロジェクトは、最新の安定版に更新することをすすめています。Linux ではふつう、使っているディストリビューションの更新で WebKitGTK も新しくなります。あわせて公式の案内(WebKitGTK のセキュリティ勧告)を確認してください。
やることチェックリスト
- WebKitGTK を2.26.0以降に更新する
- WPE WebKit を2.26.0以降に更新する
- WebKitGTK を最新の安定版に更新する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
WebKitGTK Memory Corruption Vulnerability
概要
WebKitGTK contains a memory corruption vulnerability which can allow an attacker to perform remote code execution.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る