- ひとことで部品置き場の Sonatype Nexus Repository で、外からプログラムを動かされる弱点
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることNexus Repository 3 のバージョンを確かめる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2020-10199 |
|---|---|
| 製品 | Sonatype Nexus Repository |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2021-11-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-05-03 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-917(式言語インジェクション) |
何が起きた
ソフト開発で使う部品(ライブラリなど)を保管する Sonatype Nexus Repository に、JavaEL インジェクションという弱点が見つかりました。Sonatype によると、Nexus Repository のアカウントを持つ攻撃者なら、どの種類のアカウントでも、細工した要求を送って任意のコード(攻撃者が好きに選べるプログラム)を実行できます。NVD の評価でも、ネットワーク経由で、ログイン済みの攻撃者が悪用できます。CISA によると、この弱点は遠隔からのコード実行(離れた場所からプログラムを動かすこと)につながり、実際の悪用が確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Sonatype Nexus Repository 3 を自分のサーバーで動かしている組織が対象です。Sonatype によると、OSS 版と Pro 版の 3.21.1 までのすべての 3.x が影響を受け、3.21.2 で修正されました。
何をすればいい
Sonatype は、影響を受けるすべての Nexus Repository を 3.21.2 以降に更新するよう強くすすめています。使っているバージョンを確かめ、3.21.1 以前なら更新してください。
やることチェックリスト
- Nexus Repository 3 のバージョンを確かめる
- 3.21.1 以前なら 3.21.2 以降に更新する
- 更新後のバージョンが 3.21.2 以降か確かめる
用語メモ
- JavaEL インジェクション
- Java のプログラムが式として読み取る部分に、攻撃者が命令を紛れ込ませる弱点です。
- 遠隔からのコード実行
- 攻撃者が離れた場所から、相手のコンピューターでプログラムを動かすことです。
- ログイン済み
- IDとパスワードでサービスに入った状態のことです。
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Sonatype Nexus Repository Remote Code Execution Vulnerability
概要
Sonatype Nexus Repository contains an unspecified vulnerability that allows for remote code execution.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る