• ひとことでネットワーク機器の設定を管理する rConfig で、外から命令を実行される弱点
  • 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることrConfig のバージョンを確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2020-10221
製品rConfig rConfig
深刻度(CVSS)8.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2021-11-03
米国政府機関の対応期限2022-05-03
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-78(OSコマンドインジェクション)

何が起きた

ネットワーク機器の設定を保存・管理するソフト rConfig に、OS コマンドインジェクション(送った文字がサーバーの命令として実行される弱点)が見つかりました。NVD の説明によると、lib/ajaxHandlers/ajaxAddTemplate.php に送る fileName という値に特別な記号を混ぜると、任意の OS の命令(攻撃者が好きに選べる命令)を実行できます。NVD の評価では、ネットワーク経由で、一般利用者程度の権限を持つログイン済みの攻撃者が悪用できます。CISA によると、実際の悪用が確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が rConfig にログインする → 2. fileName の値に特別な記号を混ぜて送る → 3. サーバーがその命令を実行する1攻撃者が rConfig にログインする2fileName の値に特別な記号を混ぜて送る3サーバーがその命令を実行する攻撃の流れ: 1. 攻撃者が rConfig にログインする → 2. fileName の値に特別な記号を混ぜて送る → 3. サーバーがその命令を実行する1攻撃者が rConfig にログインする2fileName の値に特別な記号を混ぜて送る3サーバーがその命令を実行する攻撃の流れ: 1. 攻撃者が rConfig にログインする → 2. fileName の値に特別な記号を混ぜて送る → 3. サーバーがその命令を実行する1攻撃者が rConfig にログインする2fileName の値に特別な記号を混ぜて送る3サーバーがその命令を実行する

誰が影響を受ける

rConfig を使ってネットワーク機器を管理している組織が対象です。NVD の説明では、rConfig の 3.94 までのバージョンが影響を受けるとされています。修正されたバージョンは、確かめられた情報からは不明です。

何をすればいい

使っている rConfig のバージョンを確かめてください。CISA は、メーカーの案内に従って更新するよう求めています。rConfig の公式の案内を確認し、3.94 より新しい修正済みのバージョンが出ていれば更新してください。

やることチェックリスト

  • rConfig のバージョンを確かめる
  • 3.94 以前なら修正版があるか調べる
  • rConfig の更新を適用する

用語メモ

OS コマンドインジェクション 用語集で見る
外から送った文字が、サーバーの命令としてそのまま実行されてしまう弱点です。
ログイン済み
IDとパスワードでサービスに入った状態のことです。
権限 用語集で見る
その利用者が、システムの中で何をしてよいかの範囲のことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

rConfig OS Command Injection Vulnerability

概要

rConfig lib/ajaxHandlers/ajaxAddTemplate.php contains an OS command injection vulnerability that allows remote attackers to execute OS commands via shell metacharacters in the fileName POST parameter.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る