• ひとことでTenda の家庭用ルーター AC15 で、外から好きな命令を実行される弱点
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやることAC15 のファームウェアのバージョンを確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2020-10987
製品Tenda AC1900 Router AC15 Model
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2021-11-03
米国政府機関の対応期限2022-05-03
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-78(OSコマンドインジェクション)

何が起きた

Tenda の無線ルーター AC1900 Router AC15 Model に、OS コマンドインジェクション(外から送った文字がそのまま機器の命令として実行される弱点)が見つかりました。NVD の説明によると、goform/setUsbUnload という窓口に送る deviceName という値を悪用すると、任意のシステムの命令(攻撃者が好きに選べる命令)を実行できます。NVD の評価では、ネットワーク経由で、ログイン不要の攻撃者が、利用者の操作なしに悪用できます。CISA によると、実際の悪用が確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がルーターに細工した要求を送る → 2. deviceName の値に命令を混ぜる → 3. ルーターがその命令を実行する1攻撃者がルーターに細工した要求を送る2deviceName の値に命令を混ぜる3ルーターがその命令を実行する攻撃の流れ: 1. 攻撃者がルーターに細工した要求を送る → 2. deviceName の値に命令を混ぜる → 3. ルーターがその命令を実行する1攻撃者がルーターに細工した要求を送る2deviceName の値に命令を混ぜる3ルーターがその命令を実行する攻撃の流れ: 1. 攻撃者がルーターに細工した要求を送る → 2. deviceName の値に命令を混ぜる → 3. ルーターがその命令を実行する1攻撃者がルーターに細工した要求を送る2deviceName の値に命令を混ぜる3ルーターがその命令を実行する

誰が影響を受ける

Tenda の AC15(AC1900)ルーターを使っている家庭や組織が対象です。NVD の説明では、バージョン 15.03.05.19 がこの問題を持つとされています。修正されたバージョンは、確かめられた情報からは不明です。

何をすればいい

ルーターのファームウェア(機器の中のソフト)のバージョンを確かめてください。CISA は、メーカーの案内に従って更新するよう求めています。Tenda の公式の案内を確認し、更新が出ていれば適用してください。

やることチェックリスト

  • AC15 のファームウェアのバージョンを確かめる
  • 15.03.05.19 を使っていれば更新があるか調べる
  • Tenda が出した更新を機器に適用する

用語メモ

OS コマンドインジェクション 用語集で見る
外から送った文字が、機器やサーバーの命令としてそのまま実行されてしまう弱点です。
ファームウェア 用語集で見る
ルーターなどの機器の中で動いている、機器を動かすためのソフトです。
ログイン不要
IDやパスワードを持っていなくても攻撃できる、という意味です。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Tenda AC1900 Router AC15 Model Remote Code Execution Vulnerability

概要

Tenda AC1900 Router AC15 Model contains an unspecified vulnerability that allows remote attackers to execute system commands via the deviceName POST parameter.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る