• ひとことでSophos のファイアウォールに、データベースを不正に操作される弱点
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやることファイアウォールの自動更新を有効にする

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2020-12271
製品Sophos SFOS
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2021-11-03
米国政府機関の対応期限2022-05-03
ランサムウェアでの悪用悪用が確認されている
弱点の種類(CWE)CWE-89(SQLインジェクション)

何が起きた

Sophos XG Firewall の SFOS(ファイアウォールの基本ソフト)に、SQL インジェクションの弱点が見つかりました。CVE の記録によると、2020年4月に実際に悪用され、リモートコード実行によって、管理者や利用者のユーザー名とハッシュ化されたパスワードが持ち出されたおそれがあります。NVD の評価では、ネットワーク経由で、ログイン不要の攻撃者が悪用できます。CISA によると、ランサムウェアでの悪用も知られています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がWAN側から管理画面などに接続する → 2. 細工した入力でデータベースを操作する → 3. 攻撃者のプログラムが実行される → 4. ユーザー名とパスワードが持ち出される1攻撃者がWAN側から管理画面などに接続する2細工した入力でデータベースを操作する3攻撃者のプログラムが実行される4ユーザー名とパスワードが持ち出される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がWAN側から管理画面などに接続する → 2. 細工した入力でデータベースを操作する → 3. 攻撃者のプログラムが実行される → 4. ユーザー名とパスワードが持ち出される1攻撃者がWAN側から管理画面などに接続する2細工した入力でデータベースを操作する3攻撃者のプログラムが実行される4ユーザー名とパスワードが持ち出される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がWAN側から管理画面などに接続する → 2. 細工した入力でデータベースを操作する → 3. 攻撃者のプログラムが実行される → 4. ユーザー名とパスワードが持ち出される1攻撃者がWAN側から管理画面などに接続する2細工した入力でデータベースを操作する3攻撃者のプログラムが実行される4ユーザー名とパスワードが持ち出される

誰が影響を受ける

CVE の記録によると、影響を受けるのは Sophos XG Firewall の SFOS 17.0、17.1、17.5、18.0 のうち、2020-04-25 より前のものです。管理用の画面(HTTPS)か User Portal を WAN 側(インターネット側)に公開していた機器が対象です。外部の Active Directory や LDAP のパスワードは対象外とされています。

何をすればいい

Sophos によると、修正の hotfix はすでに出ていて、サポート対象の機器に配られています。ファイアウォールの自動更新が有効になっていなければ、有効にしてください。Sophos は、影響を受けたファイアウォールを使っている場合、パスワードを再設定し、Sophos の解説記事 KBA135412 にある対応の手順に従うよう強くすすめています。

やることチェックリスト

  • ファイアウォールの自動更新を有効にする
  • 影響を受けた機器のパスワードを再設定する
  • KBA135412の対応の手順に従う

用語メモ

SQL インジェクション 用語集で見る
入力欄などに細工した命令を入れて、データベースを不正に操作する攻撃です。
リモートコード実行 用語集で見る
離れた場所から、攻撃者が相手のコンピューターでプログラムを動かせてしまうことです。
WAN 用語集で見る
インターネットなど、組織の外側のネットワークのことです。
hotfix 用語集で見る
見つかった問題を急いで直すために出される、小さな修正のことです。
ハッシュ化
パスワードを元に戻しにくい別の文字列に変えて保存する方法です。

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公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Sophos SFOS SQL Injection Vulnerability

概要

Sophos Firewall operating system (SFOS) firmware contains a SQL injection vulnerability when configured with either the administration (HTTPS) service or the User Portal is exposed on the WAN zone. Successful exploitation may cause remote code execution to exfiltrate usernames and hashed passwords for the local device admin(s), portal admins, and user accounts used for remote access (but not external Active Directory or LDAP passwords).

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る