• ひとことでDrupal core で、アップロードしたファイルの名前の扱いに問題がある弱点です。
  • 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることDrupal のバージョンを確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2020-13671
製品Drupal Drupal core
深刻度(CVSS)8.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-01-18
米国政府機関の対応期限2022-07-18
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-434(危険な種類のファイルのアップロードの制限なし)

何が起きた

Drupal core で、アップロードされたファイルの名前を正しく処理していないため、ファイルが本来と違う拡張子として扱われ、間違った MIME タイプで配信されたり、サーバーの設定によっては PHP として実行されたりする弱点が見つかりました。CISA によると、この弱点は実際の攻撃に悪用されています。NVD の評価では、ネットワーク経由で、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が悪用できます。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がログインしてファイルを送る → 2. 名前が正しく処理されず保存される → 3. ファイルが PHP として実行される1攻撃者がログインしてファイルを送る2名前が正しく処理されず保存される3ファイルが PHP として実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がログインしてファイルを送る → 2. 名前が正しく処理されず保存される → 3. ファイルが PHP として実行される1攻撃者がログインしてファイルを送る2名前が正しく処理されず保存される3ファイルが PHP として実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がログインしてファイルを送る → 2. 名前が正しく処理されず保存される → 3. ファイルが PHP として実行される1攻撃者がログインしてファイルを送る2名前が正しく処理されず保存される3ファイルが PHP として実行される

誰が影響を受ける

Drupal でサイトを運営している人や組織が対象です。影響を受けるのは、9.0 系の 9.0.8 より前、8.9 系の 8.9.9 より前、8.0.0 以上 8.8.11 未満、7 系の 7.74 より前です。Drupal によると、8.8 より前の 8 系はサポートが終わっていて、セキュリティの修正を受けられません。

何をすればいい

Drupal の公式の案内を確認し、9.0 系は 9.0.8、8.9 系は 8.9.9、8.8 系以前は 8.8.11、7 系は 7.74 以降に更新してください。Drupal は、これまでにアップロードされたファイルを点検し、filename.php.txt のように拡張子が二つ以上あるファイルがないか調べることも勧めています。

やることチェックリスト

  • Drupal のバージョンを確かめる
  • Drupal を系列ごとの修正版以降に更新する
  • 拡張子が二つ以上あるアップロード済みファイルを探す

用語メモ

拡張子
ファイル名の最後に付く .php や .txt などの部分で、ファイルの種類を表します。
MIME タイプ
ウェブで送るファイルが、画像なのか文章なのかなどの種類を伝えるための情報です。
PHP 用語集で見る
ウェブサーバーで動くプログラムを書くための言語です。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Drupal core Un-restricted Upload of File

概要

Improper sanitization in the extension file names is present in Drupal core.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る