- ひとことでOracle WebLogic Server で、外から送られたデータにより乗っ取られる弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやること2020年7月の Critical Patch Update を当てる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2020-14644 |
|---|---|
| 製品 | Oracle WebLogic Server |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2024-09-18 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2024-10-09 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | 不明 |
何が起きた
業務用アプリを動かすサーバー製品 Oracle WebLogic Server に、受け取ったデータを安全を確かめずに元の形へ戻してしまう弱点(デシリアライズの問題)が見つかりました。CISA の KEV に載っており、実際の悪用が確認されています。ログインしていない攻撃者が、T3 や IIOP という通信でネットワーク越しに悪用でき、成功すると WebLogic Server が乗っ取られるおそれがあります。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Oracle WebLogic Server の 12.2.1.3.0、12.2.1.4.0、14.1.1.0.0 を使っている組織が影響を受けます。
何をすればいい
Oracle は、2020年7月の Critical Patch Update でこの弱点を修正しています。公式の案内を確認し、このパッチを当ててください。Oracle は、パッチを当てるまでのあいだ、攻撃に必要な通信(この弱点では T3 と IIOP)を止めることで危険を減らせる場合があるとしています。ただし Oracle は、この方法でアプリの機能が動かなくなる場合があるため、先に試験したうえで行うよう強く勧めています。
やることチェックリスト
- 2020年7月の Critical Patch Update を当てる
- パッチまでは T3 と IIOP の通信を止める
- 14.1.1.0.0 などの対象版を洗い出す
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Oracle WebLogic Server Remote Code Execution Vulnerability
概要
Oracle WebLogic Server, a product within the Fusion Middleware suite, contains a deserialization vulnerability. Unauthenticated attackers with network access via T3 or IIOP can exploit this vulnerability to achieve remote code execution.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る