- ひとことでMac 用の VMware Fusion などで、一般の利用者が最高の権限を得られる弱点です。
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることFusion を 11.5.3 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2020-3950 |
|---|---|
| 製品 | VMware Multiple Products |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2021-11-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-05-03 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-269(権限管理の不備) |
何が起きた
VMware Fusion、VMware Remote Console(VMRC)for Mac、Horizon Client for Mac に、setuid という特別な設定のプログラムの扱いが正しくないために、権限昇格ができてしまう弱点が見つかりました。悪用されると、一般の利用者の権限しか持たない攻撃者が、その Mac の root(最高の権限)を得られるおそれがあります。NVD の評価では、対象の機器上で(ローカルで)、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が悪用できます。CISA は実際に悪用されたことを確認しています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Mac で VMware Fusion 11.x、VMRC for Mac 11.x 以前、Horizon Client for Mac 5.x 以前を使っている人・組織が対象です。NVD の説明では Fusion は 11.5.2 より前とされていますが、VMware によると 11.5.2 には追加の手順(KB78294)が必要で、完全な修正は 11.5.3 に入っています。
何をすればいい
VMware のセキュリティ情報(VMSA-2020-0005)に従い、Fusion は 11.5.3 以降、VMRC for Mac は 11.0.1 以降、Horizon Client for Mac は 5.4.0 以降に更新されているか確認してください。回避策はありません。メーカーの公式の案内も確認してください。
やることチェックリスト
- Fusion を 11.5.3 以降に更新する
- VMRC for Mac を 11.0.1 以降に更新する
- Horizon Client for Mac を 5.4.0 以降にする
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
VMware Multiple Products Privilege Escalation Vulnerability
概要
VMware Fusion, Remote Console (VMRC) for Mac, and Horizon Client for Mac contain a privilege escalation vulnerability due to improper use of setuid binaries that allows attackers to escalate privileges to root.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る