• ひとことでIBM Data Risk Manager で、ログイン済みの攻撃者がシステムの命令を実行できる弱点です。
  • 深刻度9.1 緊急CVSS v3.1
  • まずやることData Risk Manager の版を確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2020-4428
製品IBM Data Risk Manager
深刻度(CVSS)9.1 緊急CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2021-11-03
米国政府機関の対応期限2022-05-03
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-78(OSコマンドインジェクション)

何が起きた

IBM Data Risk Manager に、ログイン済みの攻撃者がシステム上で任意のコマンド(命令)を実行できる弱点が見つかりました。CISA の概要では、弱点の詳しい中身は明らかにされていません。NVD の評価では、ネットワーク経由で、管理者などの高い権限を持つ攻撃者が、利用者の操作なしに悪用できます。CISA は実際に悪用されたことを確認しています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が高い権限でログインする → 2. システムに細工した命令を送る → 3. 任意のコマンドが実行される1攻撃者が高い権限でログインする2システムに細工した命令を送る3任意のコマンドが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が高い権限でログインする → 2. システムに細工した命令を送る → 3. 任意のコマンドが実行される1攻撃者が高い権限でログインする2システムに細工した命令を送る3任意のコマンドが実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が高い権限でログインする → 2. システムに細工した命令を送る → 3. 任意のコマンドが実行される1攻撃者が高い権限でログインする2システムに細工した命令を送る3任意のコマンドが実行される

誰が影響を受ける

IBM Data Risk Manager を使っている組織が対象です。IBM のセキュリティ情報によると、この弱点(Command Injection)は 2.0.4 以前の版が影響を受けます。NVD の説明では 2.0.1、2.0.2、2.0.3、2.0.4 が挙げられています。

何をすればいい

IBM のセキュリティ情報に従い、まず 2.0.6 に上げてから、修正パック 2.0.6.1 を当て、その上に修正パック 2.0.6.2 を当ててください(2.0.6.2 は 2.0.6.1 を含まないため、順番に当てる必要があります)。更新が済んでいるか確認し、IBM の公式の案内も確認してください。

やることチェックリスト

  • Data Risk Manager の版を確かめる
  • 2.0.6 に上げてから修正パック 2.0.6.1 を当てる
  • その上に修正パック 2.0.6.2 を当てる

用語メモ

コマンド
コンピューターに仕事をさせるための命令です。攻撃者に実行されると、システムを好きに操作されるおそれがあります。
修正パック
製品の不具合や弱点を直すために、メーカーが配る追加のプログラムです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

IBM Data Risk Manager Remote Code Execution Vulnerability

概要

IBM Data Risk Manager contains an unspecified vulnerability which could allow a remote, authenticated attacker to execute commands on the system.�

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る