• ひとことでPlex Media Server で、管理者のアカウントを奪われるとプログラムを動かされる弱点
  • 深刻度7.2 重要CVSS v3.1
  • まずやることPlex Media Server を 1.19.3 以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2020-5741
製品Plex Media Server
深刻度(CVSS)7.2 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2023-03-10
米国政府機関の対応期限2023-03-31
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-502(信頼できないデータのデシリアライズ)

何が起きた

Plex の Media Server(Windows 版)に、信頼できないデータを復元(デシリアライズ)してしまう弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。サーバー管理者の Plex アカウントに入れる攻撃者は、Camera Upload の機能で悪意のあるファイルを送り、サーバーに実行させることができます。悪用には、管理者などの高い権限が必要です。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が管理者の Plex アカウントに入る → 2. Camera Upload で悪意のあるファイルを送る → 3. サーバーがファイルを実行する1攻撃者が管理者の Plex アカウントに入る2Camera Upload で悪意のあるファイルを送る3サーバーがファイルを実行する攻撃の流れ: 1. 攻撃者が管理者の Plex アカウントに入る → 2. Camera Upload で悪意のあるファイルを送る → 3. サーバーがファイルを実行する1攻撃者が管理者の Plex アカウントに入る2Camera Upload で悪意のあるファイルを送る3サーバーがファイルを実行する攻撃の流れ: 1. 攻撃者が管理者の Plex アカウントに入る → 2. Camera Upload で悪意のあるファイルを送る → 3. サーバーがファイルを実行する1攻撃者が管理者の Plex アカウントに入る2Camera Upload で悪意のあるファイルを送る3サーバーがファイルを実行する

誰が影響を受ける

Windows で Plex Media Server を使っている人が影響を受けます。CVE の記録では、1.19.3 より前のバージョンが対象です。

何をすればいい

Plex の案内に従い、Plex Media Server を 1.19.3 以降に更新してください。Plex は、管理者アカウントへのアクセスに気をつけることも勧めています。公式の案内を確認し、使っているバージョンを確かめてください。

やることチェックリスト

  • Plex Media Server を 1.19.3 以降に更新する
  • 管理者の Plex アカウントを厳重に管理する
  • 使っている Plex のバージョンを確認する

用語メモ

デシリアライズ 用語集で見る
保存や送信のために変換したデータを、元のプログラムのデータに戻す処理です。信頼できないデータを戻すと、攻撃に使われることがあります。
Camera Upload
スマートフォンなどで撮った写真を Plex のサーバーに送る機能です。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Plex Media Server Remote Code Execution Vulnerability

概要

Plex Media Server contains a remote code execution vulnerability that allows an attacker with access to the server administrator's Plex account to upload a malicious file via the Camera Upload feature and have the media server execute it.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る