- ひとことでAndroid のカーネルで、アプリが権限を不正に高められる弱点です。
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることセキュリティパッチレベルを設定画面で調べる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2021-1048 |
|---|---|
| 製品 | Android Kernel |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-05-23 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-06-13 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-416(解放済みメモリの使用) |
何が起きた
Android のカーネル(OS の中心部分)の eventpoll.c という部分で、解放したメモリーを使い続けてしまう誤り(use after free)があり、メモリーが壊れ、権限を不正に高められるおそれがある弱点が見つかりました。実際に悪用されたことが確認されており、Google も限定的で狙いを絞った悪用の兆候があるとしています。攻撃は対象の端末の上で、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が、利用者の操作なしに行えます。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Android の端末を使っている人が対象です。Google の Android セキュリティ情報(2021 年 11 月)では、この問題は 2021-11-06 のセキュリティパッチレベルで修正されています。それより古いパッチレベルの端末は影響を受けるおそれがあります。
何をすればいい
端末の設定画面で、セキュリティパッチレベルが 2021-11-06 以降になっているか確認してください。古い場合は、端末のメーカーや携帯会社が配る更新を入れてください。公式の案内を確認して対応してください。
やることチェックリスト
- セキュリティパッチレベルを設定画面で調べる
- パッチレベルを 2021-11-06 以降に更新する
- メーカーや携帯会社の更新を入れる
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Android Kernel Use-After-Free Vulnerability
概要
Android kernel contains a use-after-free vulnerability that allows for privilege escalation.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る