• ひとことでWindows の Win32k で、ログイン済みの利用者に権限を上げられる弱点
  • 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることWindows に2021年2月以降の更新を当てる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2021-1732
製品Microsoft Win32k
深刻度(CVSS)7.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2021-11-03
米国政府機関の対応期限2021-11-17
ランサムウェアでの悪用悪用が確認されている
弱点の種類(CWE)CWE-787(範囲外への書き込み)

何が起きた

Microsoft Windows の Win32k(画面表示などを受け持つ OS の中心に近い部品)に、権限の昇格(本来より強い権限を得ること)ができてしまう弱点が見つかりました。NVD の評価では、対象の機器の上で、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が悪用できるとされています。Microsoft もこの弱点が悪用されたとしており、CISA によると、ランサムウェア(データを人質に身代金を要求する不正なプログラム)での悪用も確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が一般利用者の権限で機器に入る → 2. Win32k の弱点を突く → 3. より強い権限を手に入れる1攻撃者が一般利用者の権限で機器に入る2Win32k の弱点を突く3より強い権限を手に入れる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が一般利用者の権限で機器に入る → 2. Win32k の弱点を突く → 3. より強い権限を手に入れる1攻撃者が一般利用者の権限で機器に入る2Win32k の弱点を突く3より強い権限を手に入れる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が一般利用者の権限で機器に入る → 2. Win32k の弱点を突く → 3. より強い権限を手に入れる1攻撃者が一般利用者の権限で機器に入る2Win32k の弱点を突く3より強い権限を手に入れる

誰が影響を受ける

Microsoft によると、Windows 10 Version 1803、1809、1909、2004、20H2 と、Windows Server 2019、Windows Server, version 1909、2004、20H2 が対象です。

何をすればいい

Microsoft は 2021年2月のセキュリティ更新でこの弱点を直しています。Windows 10 Version 2004 と 20H2 は KB4601319、1909 は KB4601315、1809 と Windows Server 2019 は KB4601345、1803 は KB4601354 が当たっているか確認してください。公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • Windows に2021年2月以降の更新を当てる
  • 20H2・2004 に KB4601319 を当てる
  • 1809・Server 2019 に KB4601345 を当てる

用語メモ

Win32k 用語集で見る
Windows で画面表示やウィンドウの管理などを受け持つ、OS の中心に近い部品です。
権限の昇格 用語集で見る
攻撃者が、本来より強い権限(管理者など)を手に入れることです。
ランサムウェア 用語集で見る
ファイルを使えなくして、元に戻す代わりに身代金を要求する不正なプログラムです。

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公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Microsoft Win32k Privilege Escalation Vulnerability

概要

Microsoft Win32k contains an unspecified vulnerability that allows for privilege escalation.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る