• ひとことでOpenPLC ScadaBR に、危険なファイルを置かれて実行される弱点があります
  • 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
  • まずやること使っている ScadaBR のバージョンを確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2021-26828
製品OpenPLC ScadaBR
深刻度(CVSS)8.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2025-12-03
米国政府機関の対応期限2025-12-24
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-434(危険な種類のファイルのアップロードの制限なし)

何が起きた

工場などの設備を監視する ScadaBR で、アップロードするファイルの種類を制限していない弱点が見つかりました。ログイン済みの利用者が、view_edit.shtm という画面から JSP ファイルを送り込んで実行できます。この弱点は実際の攻撃に使われたことが確認されています。ネットワーク経由で、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が悪用できるとされています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が ScadaBR にログインする → 2. view_edit.shtm から JSP ファイルを送る → 3. 送られた JSP ファイルがサーバーで実行される1攻撃者が ScadaBR にログインする2view_edit.shtm から JSP ファイルを送る3送られた JSP ファイルがサーバーで実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が ScadaBR にログインする → 2. view_edit.shtm から JSP ファイルを送る → 3. 送られた JSP ファイルがサーバーで実行される1攻撃者が ScadaBR にログインする2view_edit.shtm から JSP ファイルを送る3送られた JSP ファイルがサーバーで実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が ScadaBR にログインする → 2. view_edit.shtm から JSP ファイルを送る → 3. 送られた JSP ファイルがサーバーで実行される1攻撃者が ScadaBR にログインする2view_edit.shtm から JSP ファイルを送る3送られた JSP ファイルがサーバーで実行される

誰が影響を受ける

OpenPLC ScadaBR を使っている組織です。NVD の説明では、Linux 版の 0.9.1 まで、Windows 版の 1.12.4 までが影響を受けます。修正されたバージョンは、このデータからは不明です。

何をすればいい

修正版は、NVD や CVE の記録からは分かりません。ScadaBR の GitHub で公開された 1.2 には、セキュリティの弱点の修正が含まれるとされていますが、この弱点が直ったかどうかは明記されていません。CISA は、メーカーの案内に沿って対策をとり、対策ができない場合は製品の使用をやめるよう求めています。また CISA は、同じ弱点がほかの製品にも入っている可能性があるとして、Scada-LTS というソフトの修正を参考に挙げています。Scada-LTS では、この弱点の修正が 2.7.1 に入っています。

やることチェックリスト

  • 使っている ScadaBR のバージョンを確かめる
  • メーカーの案内に従って更新や対策をする
  • 対策できなければ ScadaBR の使用をやめる

用語メモ

JSP 用語集で見る
Java を使って Web ページを作る仕組みで、サーバーの上でプログラムとして動きます。
アップロード 用語集で見る
手元のファイルをサーバーなどに送って置くことです。
ScadaBR
工場や設備の機械を、画面から監視したり操作したりするためのソフトウェアです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

OpenPLC ScadaBR Unrestricted Upload of File with Dangerous Type Vulnerability

概要

OpenPLC ScadaBR contains an unrestricted upload of file with dangerous type vulnerability that allows remote authenticated users to upload and execute arbitrary JSP files via view_edit.shtm.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る