• ひとことでFatPipe の WAN 機器ソフトの管理画面から、ファイルを好きな場所に置かれる弱点です。
  • 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
  • まずやること10.1 系は 10.1.2r60p92 以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2021-27860
製品FatPipe WARP, IPVPN, and MPVPN software
深刻度(CVSS)8.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-01-10
米国政府機関の対応期限2022-01-24
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-434(危険な種類のファイルのアップロードの制限なし)

何が起きた

FatPipe の WARP、IPVPN、MPVPN というソフトの Web 管理画面に、ファイルのアップロードをきちんと制限していない弱点が見つかりました。NVD の説明によると、ログインしていない攻撃者が、離れた場所からファイルを機器の中の好きな場所に置けるおそれがあります。この弱点は、実際の攻撃に使われたことが CISA によって確認されています。NVD の評価では、悪用には被害者側の操作が必要とされています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が Web 管理画面に接続する → 2. ログインせずにファイルを送り込む → 3. ファイルが機器の好きな場所に置かれる1攻撃者が Web 管理画面に接続する2ログインせずにファイルを送り込む3ファイルが機器の好きな場所に置かれる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が Web 管理画面に接続する → 2. ログインせずにファイルを送り込む → 3. ファイルが機器の好きな場所に置かれる1攻撃者が Web 管理画面に接続する2ログインせずにファイルを送り込む3ファイルが機器の好きな場所に置かれる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が Web 管理画面に接続する → 2. ログインせずにファイルを送り込む → 3. ファイルが機器の好きな場所に置かれる1攻撃者が Web 管理画面に接続する2ログインせずにファイルを送り込む3ファイルが機器の好きな場所に置かれる

誰が影響を受ける

FatPipe の WARP、IPVPN、MPVPN を使っている組織が対象です。CVE の記録と NVD の説明によると、影響を受けるのは 10.1 系の 10.1.2r60p92 より前と、10.2 系の 10.2.2r44p1 より前のバージョンです。メーカーの勧告番号は FPSA006 です。

何をすればいい

CVE の記録と NVD の説明にもとづき、使っているソフトが、10.1.2r60p92 以降、または 10.2.2r44p1 以降に更新されているか確認してください。CISA は、メーカーの案内に従って更新するよう求めています。あわせて、FatPipe の公式の案内(勧告 FPSA006)を確認してください。

やることチェックリスト

  • 10.1 系は 10.1.2r60p92 以降に更新する
  • 10.2 系は 10.2.2r44p1 以降に更新する
  • 勧告 FPSA006 の内容を読んで対応する

用語メモ

Web 管理画面
機器の設定をブラウザから変えるための画面です。ここに弱点があると、機器そのものを操られるおそれがあります。
アップロード 用語集で見る
手元のファイルを、ネットワークを通じて相手の機器やサーバーに送って置くことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

FatPipe WARP, IPVPN, and MPVPN Configuration Upload exploit

概要

A vulnerability in the web management interface of FatPipe WARP, IPVPN, and MPVPN software allows a remote, unauthenticated attacker to upload a file to any location on the filesystem.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る