- ひとことでWindows の Win32k に、管理者権限を奪われる弱点
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることWindows Update で更新の状況を調べる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2021-28310 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Win32k |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2021-11-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2021-11-17 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-787(範囲外への書き込み) |
何が起きた
Windows の画面表示などを担う Win32k に、権限を引き上げられてしまう弱点が見つかりました。弱点の詳しい中身は公表されていません。NVD の評価では、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が、対象のパソコン上で(ローカルで)悪用できるとされています。CISA によると、実際の悪用が確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Microsoft によると、Windows 10 の Version 1803、1809、1909、2004、20H2 と、Windows Server 2019、Windows Server の version 1909、2004、20H2(Server Core installation)が対象です。
何をすればいい
Microsoft が 2021年4月13日に公開したセキュリティ更新を適用してください。Windows のバージョンごとに、KB5001330、KB5001337、KB5001339、KB5001342 のどれかが対象の更新です。これらの更新、またはそれより新しい更新が入っているか確認し、あわせて公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- Windows Update で更新の状況を調べる
- KB5001330 など対象の更新を適用する
- Windows Server 2019 にも更新を適用する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Win32k Privilege Escalation Vulnerability
概要
Microsoft Windows Win32k contains an unspecified vulnerability that allows for privilege escalation.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る