• ひとことでDahua の防犯カメラなどで、ログインの確認をすり抜けられる弱点です。
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやること機器の画面で Build time を調べる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2021-33044
製品Dahua IP Camera Firmware
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2024-08-21
米国政府機関の対応期限2024-09-11
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-287(認証の不備)

何が起きた

Dahua の防犯カメラ(IP カメラ)などの機器で、ログインするときの本人確認をすり抜けられる弱点が見つかりました。CISA によると、ログインのときに相手が NetKeyboard という種類を指定すると、確認をすり抜けられます。攻撃者はネットワーク経由で、ログインも利用者の操作もなしに、細工したデータを送って悪用できるとされています。実際に悪用されたことが確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がネットワーク経由で機器に接続する → 2. NetKeyboard を指定した細工したデータを送る → 3. ログインの本人確認をすり抜ける1攻撃者がネットワーク経由で機器に接続する2NetKeyboard を指定した細工したデータを送る3ログインの本人確認をすり抜ける攻撃の流れ: 1. 攻撃者がネットワーク経由で機器に接続する → 2. NetKeyboard を指定した細工したデータを送る → 3. ログインの本人確認をすり抜ける1攻撃者がネットワーク経由で機器に接続する2NetKeyboard を指定した細工したデータを送る3ログインの本人確認をすり抜ける攻撃の流れ: 1. 攻撃者がネットワーク経由で機器に接続する → 2. NetKeyboard を指定した細工したデータを送る → 3. ログインの本人確認をすり抜ける1攻撃者がネットワーク経由で機器に接続する2NetKeyboard を指定した細工したデータを送る3ログインの本人確認をすり抜ける

誰が影響を受ける

Dahua の一部の IP カメラ、ビデオインターホン、PTZ ドームカメラ、サーマルカメラを使っている人・組織が対象です。CVE の記録では、IP カメラ IPC-HX3XXX、IPC-HX5XXX、IPC-HUM7XXX や、PTZ ドームカメラ SD1A1、SD22 などのうち、Buildtime before June, 2021 のものが挙げられています。Dahua の勧告では、このほか IPC-HX1XXX、HX2XXX、HX8XXX なども挙げられています。

何をすればいい

使っている Dahua の機器の型番と、ファームウェア(機器の中のソフト)の Build time を調べてください。Dahua によると、Build time は機器の Web の画面の Settings-System Information-Version Information で確かめられます。影響を受けるものなら、Dahua の勧告(DHCC-SA-202106-001)の表に機種ごとに載っている修正版のファームウェアか、それより新しいものに更新してください。Dahua の Web サイトのダウンロードページ、クラウドからの更新、Dahua のサポートへの問い合わせで入手できます。更新できない機器は使用をやめることも検討してください。必ず公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • 機器の画面で Build time を調べる
  • 勧告の表にある修正版のファームウェアに更新する
  • 更新できない機器は使用をやめる

用語メモ

IP カメラ
ネットワークにつないで、映像を送ったり離れた場所から操作したりできるカメラです。
ファームウェア 用語集で見る
機器の中に組み込まれていて、機器を動かしているソフトです。
PTZ ドームカメラ
向きを左右・上下に変えたり、ズームしたりできる、丸い形のカバーに入った防犯カメラです。

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公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Dahua IP Camera Authentication Bypass Vulnerability

概要

Dahua IP cameras and related products contain an authentication bypass vulnerability when the NetKeyboard type argument is specified by the client during authentication.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る