最近の脆弱性 › CVE-2021-3560

Red Hat Polkit の認可の不備の脆弱性(CVE-2021-3560)

この解説はAIを使用して作成しています。誤りを含む可能性があり、内容は保証できません。必ず公式情報をご確認ください。

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2021-3560
製品Red Hat Polkit
深刻度(CVSS)7.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2023-05-12
米国政府機関の対応期限2023-06-02
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-863

何が起きた

Linux で権限の確認を受け持つ polkit に、D-Bus(プログラムどうしが連絡し合う仕組み)からの要求の確認をすり抜けられる弱点が見つかりました。悪用されると、要求した人の権限が root(最高権限)に上がり、たとえば新しい管理者のアカウントを作られるおそれがあります。実際の悪用も確認されています。攻撃は対象の機器の上で行われ、一般利用者程度の権限が必要です。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 一般の利用者が D-Bus で要求を送る → 2. polkit が確認をすり抜けてしまう → 3. 要求が root の権限で通る → 4. 新しい管理者を作られるおそれがある1一般の利用者が D-Bus で要求を送る2polkit が確認をすり抜けてしまう3要求が root の権限で通る4新しい管理者を作られるおそれがある攻撃の流れ: 1. 一般の利用者が D-Bus で要求を送る → 2. polkit が確認をすり抜けてしまう → 3. 要求が root の権限で通る → 4. 新しい管理者を作られるおそれがある1一般の利用者が D-Bus で要求を送る2polkit が確認をすり抜けてしまう3要求が root の権限で通る4新しい管理者を作られるおそれがある

誰が影響を受ける

polkit を使っている Linux の機器(Red Hat Enterprise Linux など)が対象です。CVE の記録では影響を受ける版として polkit 0.119 が書かれている一方、Red Hat の不具合管理ページでは修正された版を polkit 0.119 としていて、説明が食い違っています。影響を受ける版と修正版は、お使いの Linux の配布元ごとに異なります。

何をすればいい

polkit を、お使いの Linux の配布元が出した修正済みのパッケージに更新してください。Red Hat では RHSA-2021:2522 と RHSA-2021:2555 の修正が出ています。Red Hat は、実用的な回避策は見つからなかったので、できるだけ早く更新するよう求めています。あわせて Red Hat などの配布元の公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

用語メモ

polkit
Linux で、一般の利用者がどの操作をしてよいかを判断して許可する仕組みです。
D-Bus
Linux の中で、プログラムどうしがメッセージをやり取りするための仕組みです。
root
Linux で何でもできる、いちばん強い管理者の権限です。

元データ(英語・CISA KEV より)

Red Hat Polkit Incorrect Authorization Vulnerability

概要

Red Hat Polkit contains an incorrect authorization vulnerability through the bypassing of credential checks for D-Bus requests, allowing for privilege escalation.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

公式情報