- ひとことでMicrosoft の OMI に、権限を引き上げられる弱点です
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることOMI を 1.6.8-1 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2021-38645 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Open Management Infrastructure (OMI) |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2021-11-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2021-11-17 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | 不明 |
何が起きた
Azure の仮想マシン管理用の拡張機能などで使われる Open Management Infrastructure (OMI) に、権限を引き上げられる(権限昇格)弱点が見つかりました。悪用されると、攻撃者がより強い権限を得るおそれがあります。CISA によると、この弱点は実際の攻撃で悪用されたことが確認されています。なお、Microsoft が公開した時点の情報では悪用は確認されていないとされていましたが、その後 CISA が悪用の確認された一覧(KEV)に加えています。NVD の評価では、対象の機器上で、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が悪用できるとされています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Linux の仮想マシンなどで OMI を使っている組織が対象です。CVE の記録では、OMI Version 1.6.8-1 より前の版のほか、OMI を含む Log Analytics Agent、Azure Diagnostics (LAD)、System Center Operations Manager (SCOM) などが挙げられています。
何をすればいい
OMI を 1.6.8-1 以降に更新されているか確認してください。Log Analytics Agent は OMS Agent for Linux GA v1.13.40-0 以降が修正版として挙げられています。Microsoft によると、修正は 2021年8月11日に GitHub で公開されています。あわせて Microsoft の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- OMI を 1.6.8-1 以降に更新する
- Log Analytics Agent を v1.13.40-0 以降に更新する
- OMI を含む Azure の拡張機能の版を確かめる
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(api.msrc.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(api.github.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Open Management Infrastructure (OMI) Privilege Escalation Vulnerability
概要
Microsoft Open Management Infrastructure (OMI) within Azure VM Management Extensions contains an unspecified vulnerability that allows for privilege escalation.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る