最近の脆弱性 › CVE-2022-0185

Linux Kernel のバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2022-0185)

この解説はAIを使用して作成しています。誤りを含む可能性があり、内容は保証できません。必ず公式情報をご確認ください。

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2022-0185
製品Linux Kernel
深刻度(CVSS)8.4 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2024-08-21
米国政府機関の対応期限2024-09-11
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-190

何が起きた

Linux カーネル(OS の中心の部分)のファイルシステムを扱う部分にある legacy_parse_param という処理で、渡された値の長さの確認に誤りがあり、ヒープと呼ばれるメモリの領域であふれ(バッファオーバーフロー)が起きる弱点が見つかりました。その機械にログインできる攻撃者が、この弱点を使って権限を引き上げ、管理者のような強い権限を得られる可能性があります。特別な権限のない利用者が名前空間を作れる設定の場合は、一般の利用者でも悪用できるとされています。実際に悪用されたことが確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がその機械にログインする → 2. 名前空間を作って必要な権限を得る → 3. 対応していないファイルシステムを開く → 4. メモリがあふれて権限が引き上がる1攻撃者がその機械にログインする2名前空間を作って必要な権限を得る3対応していないファイルシステムを開く4メモリがあふれて権限が引き上がる攻撃の流れ: 1. 攻撃者がその機械にログインする → 2. 名前空間を作って必要な権限を得る → 3. 対応していないファイルシステムを開く → 4. メモリがあふれて権限が引き上がる1攻撃者がその機械にログインする2名前空間を作って必要な権限を得る3対応していないファイルシステムを開く4メモリがあふれて権限が引き上がる

誰が影響を受ける

Linux を使っている機械が対象です。NVD によると、影響を受けるのは 5.1 から 5.4.173 より前、5.5 から 5.10.93 より前、5.11 から 5.15.16 より前、5.16 から 5.16.2 より前のカーネルです。

何をすればいい

使っている Linux のディストリビューション(配布元)が出している、修正済みのカーネルに更新されているか確認してください。NVD の情報では、5.4.173、5.10.93、5.15.16、5.16.2 以降が修正されたカーネルです。すぐに更新できない場合、Red Hat は、コンテナを使っていない Red Hat Enterprise Linux 8 では user.max_user_namespaces を 0 にして名前空間を無効にする回避策を示しています。ただしコンテナの環境ではこの回避策を使わないよう書かれています。必ず公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

用語メモ

カーネル
OS の中心となる部分で、メモリや機器などを管理するプログラムです。
バッファオーバーフロー
決められた大きさの入れ物にそれ以上のデータを書き込み、まわりのメモリを壊してしまう不具合です。
名前空間
Linux で、プログラムごとに見えるものを分けて隔離する仕組みです。コンテナなどで使われます。

元データ(英語・CISA KEV より)

Linux Kernel Heap-Based Buffer Overflow Vulnerability

概要

Linux kernel contains a heap-based buffer overflow vulnerability in the legacy_parse_param function in the Filesystem Context functionality. This allows an attacker to open a filesystem that does not support the Filesystem Context API and ultimately escalate privileges.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions or discontinue use of the product if updates are unavailable.

公式情報