• ひとことでCisco の小規模向けルーターで、署名のない不正なソフトを入れられる弱点です。
  • 深刻度8.0 重要CVSS v3.1
  • まずやることルーターの型番とファームウェアの版を確認する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2022-20703
製品Cisco Small Business RV160, RV260, RV340, and RV345 Series Routers
深刻度(CVSS)8.0 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:A/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-03-03
米国政府機関の対応期限2022-03-17
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-347(電子署名の検証の不備)

何が起きた

Cisco Small Business RV シリーズのルーターで、ソフトウェアを入れるときの確認(デジタル署名の確認)が正しく行われないため、不正なソフトウェアを入れて起動させたり、署名のないプログラムを実行させたりできてしまう弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。Cisco の説明では、ログインしていない攻撃者が、機器上で(ローカルで)悪用できるとされています。一方、NVD の評価では、同じネットワーク内から、ログインなしで悪用できるものの、利用者の操作が必要とされています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が署名のないソフトウェアを用意する → 2. 署名の確認の弱点を突いて機器に入れる → 3. 不正なソフトウェアが起動・実行される1攻撃者が署名のないソフトウェアを用意する2署名の確認の弱点を突いて機器に入れる3不正なソフトウェアが起動・実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が署名のないソフトウェアを用意する → 2. 署名の確認の弱点を突いて機器に入れる → 3. 不正なソフトウェアが起動・実行される1攻撃者が署名のないソフトウェアを用意する2署名の確認の弱点を突いて機器に入れる3不正なソフトウェアが起動・実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が署名のないソフトウェアを用意する → 2. 署名の確認の弱点を突いて機器に入れる → 3. 不正なソフトウェアが起動・実行される1攻撃者が署名のないソフトウェアを用意する2署名の確認の弱点を突いて機器に入れる3不正なソフトウェアが起動・実行される

誰が影響を受ける

Cisco によると、RV160、RV160W、RV260、RV260P、RV260W、RV340、RV340W、RV345、RV345P が対象です。RV160 と RV260 シリーズは 1.0.01.05 以前、RV340 と RV345 シリーズは 1.0.03.24 以前のファームウェアが影響を受けます。

何をすればいい

RV160 と RV260 シリーズは 1.0.01.07 以降、RV340 と RV345 シリーズは 1.0.03.26 以降のファームウェアに更新されているか確認してください。Cisco は、この弱点に回避策(ワークアラウンド)はないとしています。公式の案内を確認し、修正版への更新を急いでください。

やることチェックリスト

  • ルーターの型番とファームウェアの版を確認する
  • RV160 と RV260 は 1.0.01.07 以降に更新する
  • RV340 と RV345 は 1.0.03.26 以降に更新する

用語メモ

デジタル署名
ソフトウェアが正しい作り手のもので、途中で書き換えられていないことを確かめるための電子的な印のことです。
ファームウェア 用語集で見る
ルーターなどの機器の中で動いている、機器を制御するためのソフトウェアのことです。
回避策 用語集で見る
修正版を入れられないときに、設定の変更などで被害を防ぐための一時的な方法のことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Cisco Small Business RV Series Routers Stack-based Buffer Overflow Vulnerability

概要

A vulnerability in Cisco Small Business RV160, RV260, RV340, and RV345 Series Routers could allow an attacker to do any of the following: Execute arbitrary code elevate privileges, execute arbitrary commands, bypass authentication and authorization protections, fetch and run unsigned software, or cause a denial of service (DoS).

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る