- ひとことでOracle ADF Faces で、送られたデータの読み込みから乗っ取りにつながる弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやること2022年4月の Critical Patch Update を当てる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2022-21445 |
|---|---|
| 製品 | Oracle ADF Faces |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2024-09-18 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2024-10-09 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-502(信頼できないデータのデシリアライズ) |
何が起きた
Oracle JDeveloper と一緒に配られる部品 Oracle ADF Faces に、外から受け取ったデータを安全を確かめずに元のプログラムの形へ戻してしまう弱点(デシリアライズの問題)が見つかりました。CISA の KEV に載っており、実際の悪用が確認されています。Oracle の説明では、ログインしていない攻撃者が HTTP でネットワーク越しに悪用でき、成功すると Oracle Application Development Framework (ADF) が乗っ取られるおそれがあります。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Oracle Application Development Framework (ADF) の 12.2.1.3.0 と 12.2.1.4.0 を使ったアプリを動かしている組織が影響を受けます。ADF は Oracle JDeveloper から入手する部品です。
何をすればいい
Oracle は、2022年4月の Critical Patch Update でこの弱点を修正しています。公式の案内を確認し、このパッチを当ててください。Oracle は、パッチを当てるまでのあいだ、攻撃に必要な通信を止めることで危険を減らせる場合があるとしています。ただし Oracle は、この方法でアプリの機能が動かなくなる場合があるため、先に試験したうえで行うよう強く勧めています。
やることチェックリスト
- 2022年4月の Critical Patch Update を当てる
- ADF の 12.2.1.3.0 などを使うアプリを洗い出す
- パッチまでは攻撃に使う通信を止める
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Oracle ADF Faces Deserialization of Untrusted Data Vulnerability
概要
Oracle ADF Faces library, included with Oracle JDeveloper Distribution, contains a deserialization of untrusted data vulnerability leading to unauthenticated remote code execution.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る