- ひとことでJAI-EXT の Jiffle の処理で、外から送られた内容がプログラムとして実行される弱点です。
- 深刻度10.0 緊急CVSS v3.1
- まずやることjt-jiffle を 1.1.22 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2022-24816 |
|---|---|
| 製品 | OSGeo JAI-EXT |
| 深刻度(CVSS) | 10.0 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2024-06-26 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2024-07-17 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-94(コードインジェクション) |
何が起きた
画像処理の部品 JAI-EXT(jt-jiffle)に、コードインジェクションと呼ばれる弱点が見つかりました。Jiffle というスクリプトをネットワーク経由で受け付けるプログラムでは、スクリプトが Janino という仕組みで Java のプログラムに変換されて実行されるため、攻撃者が仕掛けたコードを動かされる(リモートコード実行)おそれがあります。ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者でも悪用でき、利用者の操作も必要ありません。この部品を使う GeoServer が特に影響を受け、実際の悪用も確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
JAI-EXT の jt-jiffle を使い、Jiffle スクリプトをネットワーク経由で受け付けるプログラムが対象で、特に GeoServer が影響を受けます。GitHub の勧告では、影響を受けるのは 1.1.22 より前、修正版は 1.1.22 となっています。一方で、同じ勧告と NVD の説明の本文には「修正はバージョン 1.2.22 に入る」と書かれていて、番号が食い違っています。
何をすればいい
GitHub の勧告で修正版とされている 1.1.22 以降に更新されているか確認してください(本文では 1.2.22 とも書かれているため、使っている製品の公式の案内もあわせて確認してください)。すぐに更新できない場合は、janino-x.y.z.jar をクラスパスから外して、Jiffle スクリプトを変換できないようにする回避策があります。GeoServer を使っている場合は、GeoServer の公式の案内にも従ってください。
やることチェックリスト
- jt-jiffle を 1.1.22 以降に更新する
- 更新できなければ janino-x.y.z.jar を外す
- GeoServer の更新の有無を調べる
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
OSGeo GeoServer JAI-EXT Code Injection Vulnerability
概要
OSGeo GeoServer JAI-EXT contains a code injection vulnerability that, when programs use jt-jiffle and allow Jiffle script to be provided via network request, could allow remote code execution.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る