• ひとことでTerraMaster の NAS 用 OS で、ログインなしに管理者のパスワードを知られてしまう弱点
  • 深刻度7.5 重要CVSS v3.1
  • まずやることTerraMaster OS の版が4.2.29以前か調べる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2022-24990
製品TerraMaster TerraMaster OS
深刻度(CVSS)7.5 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N
KEVへの追加日2023-02-10
米国政府機関の対応期限2023-03-03
ランサムウェアでの悪用悪用が確認されている
弱点の種類(CWE)CWE-306(重要な機能での認証の欠如)

何が起きた

TerraMaster の NAS(ネットワークにつなぐファイル保存用の機器)で動く TerraMaster OS に弱点が見つかりました。CISA の KEV の説明では、ログインしていない人でも機器で命令を実行できる弱点とされています。一方、NVD の説明では、特定の User-Agent を付けたリクエストを送ると、応答の中から管理者のパスワードを読み取れてしまうとされています。ログイン不要で、ネットワーク経由で離れた場所から悪用できます。実際に悪用が確認されており、ランサムウェアでの悪用も確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が NAS に細工したリクエストを送る → 2. 応答から管理者のパスワードを読み取る → 3. 機器で命令を実行されるおそれがある1攻撃者が NAS に細工したリクエストを送る2応答から管理者のパスワードを読み取る3機器で命令を実行されるおそれがある攻撃の流れ: 1. 攻撃者が NAS に細工したリクエストを送る → 2. 応答から管理者のパスワードを読み取る → 3. 機器で命令を実行されるおそれがある1攻撃者が NAS に細工したリクエストを送る2応答から管理者のパスワードを読み取る3機器で命令を実行されるおそれがある攻撃の流れ: 1. 攻撃者が NAS に細工したリクエストを送る → 2. 応答から管理者のパスワードを読み取る → 3. 機器で命令を実行されるおそれがある1攻撃者が NAS に細工したリクエストを送る2応答から管理者のパスワードを読み取る3機器で命令を実行されるおそれがある

誰が影響を受ける

TerraMaster の NAS を使っている人・組織が対象です。NVD の説明では、TerraMaster NAS 4.2.29 以前が影響を受けます。修正された版の番号は、このデータからは不明です。

何をすればいい

TerraMaster OS のバージョンを確かめ、4.2.29 以前なら、メーカーの案内に従って新しい版に更新してください。修正版の番号はこのデータからは分からないため、公式の案内(TerraMaster のリリース情報)を確認してください。

やることチェックリスト

  • TerraMaster OS の版が4.2.29以前か調べる
  • メーカーの案内に従い新しい版に更新する
  • TerraMaster のリリース情報で修正版を調べる

用語メモ

NAS 用語集で見る
ネットワークにつないで、複数のパソコンからファイルを保存・共有できる機器のことです。
User-Agent
ブラウザーなどがサーバーにリクエストを送るとき、自分が何者かを伝えるために付ける情報のことです。
ランサムウェア 用語集で見る
データを暗号化して使えなくし、元に戻す代わりにお金を要求する悪質なプログラムのことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

TerraMaster OS Remote Command Execution Vulnerability

概要

TerraMaster OS contains a remote command execution vulnerability that allows an unauthenticated user to execute commands on the target endpoint.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る