- ひとことでSolarView Compact で、外から OS のコマンドを実行される弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやることSolarView Compact のバージョンを確かめる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2022-29303 |
|---|---|
| 製品 | SolarView Compact |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2023-07-13 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2023-08-03 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-78(OSコマンドインジェクション) |
何が起きた
SolarView Compact のウェブ画面にある、テストメールを送る機能(conf_mail.php)で、入力された値のチェックが不十分なため、OS のコマンドを外から実行されてしまう弱点(コマンドインジェクション)が見つかりました。NVD の評価では、攻撃者はネットワーク経由で、ログインもせず、利用者の操作もなしに悪用できるとされています。一方、JVN の情報では、設定画面にアクセスできる利用者によって OS のコマンドを実行されるおそれがある、とされています。CISA によると、実際の悪用が確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
太陽光発電の計測や監視に SolarView Compact を使っている組織や個人が対象です。メーカーのコンテックの案内では、型式 SV-CPT-MC310 と SV-CPT-MC310F の Ver.7.21 未満が、この脆弱性の影響を受けます。NVD の説明では ver.6.00 に弱点があるとされています。
何をすればいい
コンテックの案内に従って、ファームウェアを最新版(Ver.7.22 以降)に更新してください。2024年4月16日の時点の最新版は Ver.8.20 です。すぐ更新できない場合、コンテックは、製品をネットワーク回線から切り離す、ネットワークの上流側にファイアウォールを置く、信頼できる閉域網で使う、「ユーザー認証範囲の設定」を「全画面を認証対象にする」にする、といった軽減策を勧めています。CISA は、更新できない場合は製品の利用をやめるよう求めています。
やることチェックリスト
- SolarView Compact のバージョンを確かめる
- ファームウェアを Ver.7.22 以降に更新する
- 更新できなければ製品の利用をやめる
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(jvn.jp)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(services.nvd.nist.gov)
- 公式の対策の出典(contec.com)
- 公式の対策の出典(jvn.jp)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
SolarView Compact Command Injection Vulnerability
概要
SolarView Compact contains a command injection vulnerability due to improper validation of input values on the send test mail console of the product's web server.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions or discontinue use of the product if updates are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る