• ひとことでZyxel のファイアウォールに、OS のコマンドを実行される弱点があります
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやることファームウェアを ZLD V5.30 以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2022-30525
製品Zyxel Multiple Firewalls
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-05-16
米国政府機関の対応期限2022-06-06
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-78(OSコマンドインジェクション)

何が起きた

Zyxel の一部のファイアウォールで、CGI プログラムに OS コマンドインジェクションの弱点が見つかりました。悪用されると、特定のファイルを書き換えられ、機器の上で OS のコマンドを実行されるおそれがあります。この弱点は実際の攻撃で悪用されたことが確認されています。NVD の評価では、ログイン不要で、離れた場所からネットワーク経由で悪用できるとされています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がネットワーク経由で機器に接続する → 2. CGI プログラムに細工した要求を送る → 3. 特定のファイルを書き換える → 4. 機器の上で OS のコマンドを実行する1攻撃者がネットワーク経由で機器に接続する2CGI プログラムに細工した要求を送る3特定のファイルを書き換える4機器の上で OS のコマンドを実行する攻撃の流れ: 1. 攻撃者がネットワーク経由で機器に接続する → 2. CGI プログラムに細工した要求を送る → 3. 特定のファイルを書き換える → 4. 機器の上で OS のコマンドを実行する1攻撃者がネットワーク経由で機器に接続する2CGI プログラムに細工した要求を送る3特定のファイルを書き換える4機器の上で OS のコマンドを実行する攻撃の流れ: 1. 攻撃者がネットワーク経由で機器に接続する → 2. CGI プログラムに細工した要求を送る → 3. 特定のファイルを書き換える → 4. 機器の上で OS のコマンドを実行する1攻撃者がネットワーク経由で機器に接続する2CGI プログラムに細工した要求を送る3特定のファイルを書き換える4機器の上で OS のコマンドを実行する

誰が影響を受ける

Zyxel の公式情報によると、USG FLEX 100(W)、200、500、700 の ZLD V5.00 から ZLD V5.21 Patch 1、USG FLEX 50(W) と USG20(W)-VPN、ATP series の ZLD V5.10 から ZLD V5.21 Patch 1、VPN series の ZLD V4.60 から ZLD V5.21 Patch 1 が対象です。これらの機器を使っている組織が影響を受けます。

何をすればいい

Zyxel は、修正したファームウェア ZLD V5.30 を公開しています。対象の機器が ZLD V5.30 以降に更新されているか確認してください。あわせて Zyxel の公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • ファームウェアを ZLD V5.30 以降に更新する
  • 対象の機種とファームウェアの版を調べる
  • 更新後のファームウェアの版を確かめる

用語メモ

OS コマンドインジェクション 用語集で見る
入力の中に OS への命令をまぎれこませて、機器に実行させてしまう攻撃です。
CGI プログラム
Web の画面からの要求を受けて、機器の中で処理をするプログラムです。
ファームウェア 用語集で見る
機器を動かすために、機器の中に組み込まれているソフトウェアです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Zyxel Multiple Firewalls OS Command Injection Vulnerability

概要

A command injection vulnerability in the CGI program of some Zyxel firewall versions could allow an attacker to modify specific files and then execute some OS commands on a vulnerable device.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る